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働くおっぱい

働くおっぱい

働くおっぱい

作家
紗倉まな
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-04-19
ISBN
9784040656106
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「働くおっぱい」のおすすめレビュー

悶え喘ぐより、もっと心地いい声に癒される! 現役AV女優・紗倉まなさんがエッセイ集『働くおっぱい』を自らの朗読でオーディオブック化

『【紗倉まな朗読】働くおっぱい』(紗倉まな/KADOKAWA)

 ダ・ヴィンチニュース上で2018年7月から連載されていた、現役AV女優・紗倉まなさんによる人気エッセイ『働くおっぱい』。

 どんなことが書かれているか興味本位で読み始めた人も多いだろうが、ユーモアを交えながら独自の感性で書く文章に注目が集まり、みるみる120万PV超え! 昨年、早くも書籍化された。

 すると、当然のことながら「せっかくだから本人の声で書籍を朗読してほしい」というリクエストが。そこで今回、オーディオブック化が実現したというのだからメデタイ!

 はてさて、どんなエロい声が耳元に囁かれるのだろうか。胸ならぬ“おっぱい”を弾ませながら視聴してみると…

女性が聞いても引き込まれてしまう「癒しボイス」

 これがいい意味で覆されてしまうからビックリだ。

 鼻にかかった甘ったるい声やどこかに媚びを含んだ声が聞こえてくるのでは? とのエロ期待が多大なる偏見だったことに、まずは気づかされる(激しく反省!)。

 若い女の子ならではのかわいらしい声ではあるが、決してキャピキャピはしておらず、耳にすーっと…

2020/2/18

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「育児や家事に勤しむ主婦も、働くおっぱい」/AV女優・紗倉まなインタビュー

 現役のAV女優として第一線で活躍しながらも、小説家としての顔も持つ紗倉まなさん。2016年に発表した処女作『最低。』(KADOKAWA)は実写映画化もされ、話題を集めた。続く『凹凸』(KADOKAWA)では文学的な人称にまつわる企みに挑戦。2018年には老齢の男性を主人公にした『春、死なん』を「群像」に寄稿し、文芸誌デビューも果たしたばかり。

 そんな紗倉さんの待望の新作となるのが、このたび発売された『働くおっぱい』(KADOKAWA)だ。本作はダ・ヴィンチニュース上で2018年7月より連載されていたエッセイを一冊にまとめたもの。小説家としての存在感を増す紗倉さんが、一体どんなエッセイを書いたのか。そして、そこにこめた想いとは――。

■“働くおっぱい”というパワーワードに導かれた

 紗倉さんの持ち味といえば、その美しい文体にある。たとえば、『最低。』ではセックスの描写を次のように紡いでいる。

“じんと、かまれた箇所が熱くなる。熟した果実が腐っていくように、じゅくじゅくと身体が男の毒でむしばまれていくような気がした。”

 端的に言って、実に詩的な文章だ…

2019/4/29

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働くおっぱい / 感想・レビュー

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えちぜんや よーた

タイトル・職業・知名度からして色眼鏡をかけて見られがちなことにスポットをあてた本。スポットをあてて追究すればするほど自分の内面に深く分け入り、心と体にと向き合うことになり紗倉さんなりの独自の思考が披瀝されている。仕事において「●●屋」と自称・他称されることはその道の専門家ということになるが、まさに「えろ屋」というのにふさわしい。紗倉さんもいつかはAV女優を引退するだろう。「えろ屋」をたたんだら、陸上・水泳など、やはり自分の体と向き合うことがメインとなるような運動を一人もくもくとこなしているような気がする。

2019/05/25

あっか

AV女優である著者の連載をまとめたエッセイ。表紙のような可愛さと、タイトルから感じるAV女優の仕事論が少し感じられます。業界の裏話というよりかは、年齢相応の思いと文体(こ、これは自分もよく書いていた20代ノリの文章だー!と若干既視感あり…笑)で、飾らず素のままの彼女をかんじられます。日記を覗き見させてもらっているような雰囲気といえば伝わりやすいかな?サラッと読めました。

2019/08/07

RASCAL

現役AV女優・紗倉まなさんのエッセイ集。小説がまずまず面白かったのでこっちも読んでみた。1本1本がやや長すぎでキレがない感じは否めない。内容も、もっと業界ネタや自虐ネタにお面白おかしく振ってしまうか、逆に仕事の意義とかを使命感にまで昇華したような、そんなスタンスの話も過大に期待してしまっていたので、ちょっと肩透かし。今時のお嬢さんが心情を思いつくまま吐露した、普通にカワイイエッセイ集でした。

2019/07/09

takam

AV女優のエッセイ。インタラクティブなコミュニケーションが苦手でこういったエッセイで自分の表現をすることに長けている印象を抱いた。本人は裸を見られるより心を覗かれることに恥ずかしさを抱いている点、自分に自信が持てないのだろうと思った。エロ屋と自分の職業を表現していることも、社会に対して自分のアイデンティティの表し方だと思う。どこか自身がないが、自分をアピールしたいという気持ちが彼女にあるような気がした。

2019/12/08

Takanori Murai

「最低」「凹凸」の著者、”えろ屋”さんのエッセイ集。「最低」を読んでファンになりました。それ以前から女優紗倉まなのファンだったかどうかのコメントは控えさせていただきます。ーー「その人の個性が同調圧力に潰される必要も、平均という基準に足並みをそろえる必要もないと思っている。」彼女が真摯に女優業に取り組んでいる証。ーー「誰かにコピーを頼まれるようなノートを作る。」学生時代のエピソードも興味深かった。ちょっと世間と価値観や見方がずれているかもしれないが、いたって普通の26歳の女子。次回作も期待。ってどっち?

2019/05/23

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