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ブッタとシッタカブッタ 1こたえはボクにある

ブッタとシッタカブッタ 1こたえはボクにある

ブッタとシッタカブッタ 1こたえはボクにある

作家
小泉吉宏
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2003-05-13
ISBN
9784040664231
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「ブッタとシッタカブッタ 1こたえはボクにある」のおすすめレビュー

ベストセラー『ブッタとシッタカブッタ』著者の小泉吉宏最新作! サムライ豚兵衛が「心のありよう」を学ぶ『ブヒ道』とは?

『ブヒ道』(小泉吉宏/ポプラ社)

 ビギナーズラックという言葉がある。さして技術があるわけでもないのに、無欲で無心でとりくんだら、思いもかけない結果が出た、という経験をしたことのある人は多いだろう。逆に、一生懸命練習したのに、何十時間も勉強したのに、いつもできていたことが本番でなぜかできなくなる。そんな悔しい思いをしたことがある人も少なくないはずだ。何も考えないで、成長はできない。だけど雑念が入れば、失敗する。「心」の安定ってどう保ったらいいんだろう?

 かわいいブタの4コマで教えてくれるのが、『ブッタとシッタカブッタ』でおなじみ小泉吉宏氏の新刊「武士道」ならぬ『ブヒ道』(ポプラ社)だ。

 主人公は、なまけ者のサムライ・太肥丘豚兵衛(たぴおか・とんべえ)。ヒロインは恋多き町人の乙女・おトン。師匠に叱られながらもゆるゆる修行をつとめる豚兵衛と、好きな人のことしか目に入らず迷走を続けるおトンが、我欲を周囲にいさめられながら、心のありようと世の中の真理にふれていく本作。  タイトルからもわかるように、新渡戸稲造が…

2017/10/21

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ブッタとシッタカブッタ 1こたえはボクにある / 感想・レビュー

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lily

かわいい豚のキャラクターのシッタカブッタくんを通じて、教義を学ぶという堅苦しい仏教ではなく、日常生活から感じる柔らかい仏教を垣間見せてくれる。「私は不安です」というシッタカブッタくんに対して、「不安な心というものをここにもっておいで」というブッタの言葉が考えさせられる。昨日不安だった心は今日はどこかにいってしまう。心は持っていけない。セラピストでありカウンセラーであるブッタの可愛らしさが印象的な一冊。

2023/10/17

cocoro.

『心』の在り方を学べる四コマ漫画。ゆるゆるキャラクターのブタちゃんがかわいく、その中でも心に響く教訓が染み渡る。苦しみは自らのエゴから始まること、感覚器官は心を意識を向けたものだけ感覚する、という言葉が心に残った。数年後に再読したら、また違った視点で読めそう。

2019/05/10

百栗豆茶

kindleにて再読。小泉吉宏さん最初の著作。4コマ漫画だけど、ときおり、何故か読んでみたくなる本です。あとがきに。「愚かでは困るけど、賢者になって何が起きても全く迷わないというのを目指すわけじゃない。愚か者と賢者の間にいて、悩み迷うからこそいろんなことに少しずつ気づいていく人がボクはいいと思う」。「ブッタとシッタカブッタ」シリーズは全部読みましたが、どの本にも安心感と気づきがあり、良書だと思います。

2024/02/15

りお

「悩むことは悪いことじゃない。 カッコ悪いことは悪いことじゃない。 悲しいことは悪いことじゃない。 気が小さいことは悪いことじゃない。 そのまんまでいいんだ。 ぜんぶ愛すべき。 自分の人生なんだもん。」 小学生の頃図書館で読んでた本を見つけて大人になった今読んでみた。今読んでも心に沁みる言葉ばかり。

2020/07/13

Tomoka

ゆるゆる仏教漫画。身近な例であるあるを解いてくれるので、胸に刺さります。でもほんわか肩の力を抜いてくれたりして。行き詰まった時に手に取りたい。

2018/02/20

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