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不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版)

不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版)

不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版)

作家
ルイス・キャロル
トーベ・ヤンソン
Lewis Carroll
Tove Jansson
村山由佳
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2006-02-28
ISBN
9784040670485
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不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版) / 感想・レビュー

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nobby

新潮文庫版にて既読。その時には印象的な動物達の登場は楽しめたが、事柄が繋がらず勝手なことばかり行われ全く意味不明な展開と古典的な訳に戸惑ったのを覚えている…今作での村山由佳さんによる訳は読みやすく、アリスが喜怒哀楽する様を鮮やかに思い浮かべることが出来た!そして今さらながら行き着いた結論は、これは物語を追うのではなく、一つ一つ目にする場面と何より言葉遊びを味わうべきということ(笑)だって『不思議の国のアリス』の冒険なのだから♬夢から醒めた妹に代わり、目を閉じて自然や日常に重ね懐かしむお姉さんが微笑ましい。

2019/12/11

G-dark

この作品の翻訳本は世の中に沢山ありますが、その中でも特に黙読するより音読した方がより楽しめる本だと思います。まるで誰かに話しかけているかのようにリズムが良くて音読しやすい文章です。もしかしたらルイス・キャロル自身も愛しいアリス・リデルたちを喜ばせるためこんな風に愉快な口調で物語を話して聞かせたのかもしれないな…と想像を掻き立てられます。また、トーベ・ヤンソンさんの挿絵も魅力的。例えばチェシャ猫は、ディズニー映画版のユーモラスな感じとは違い、いかにも意地の悪そうな感じでこれはこれで味わい深いです。

2020/10/26

トーベ・ヤンソンの挿絵がとにかく素敵で、装丁にまず感動。趣があってかわいい。村山由佳さんが訳者ということで、通常版とは一味違った『アリス』だった。個人的にはチェシャ猫とのやりとりがおもしろかったな。岩波文庫の『不思議の国のアリス』は読んでいたので、ベーシックな方を読んでからだとより楽しめる気がする。

2017/11/12

袖崎いたる

トーベ・ヤンソンが挿絵を描いているバージョン。アリスが可愛くない。村山由佳の訳は音読するのにはサイコー。いわく、ルイス・キャロルが即興でアリスに語り聞かせた風景を意識した訳文らしい。

2019/11/05

MIHO

いろんな訳で読みたい!

2018/08/06

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