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オトコのカラダはキモチいい (ダ・ヴィンチBOOKS)

オトコのカラダはキモチいい (ダ・ヴィンチBOOKS)

オトコのカラダはキモチいい (ダ・ヴィンチBOOKS)

作家
二村ヒトシ
岡田育
金田淳子
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2015-02-27
ISBN
9784040674209
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オトコのカラダはキモチいい (ダ・ヴィンチBOOKS) / 感想・レビュー

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Y

本書は前立腺についての理解ばかりが深まるわけではない。男の体はもっと気持ちよくなれるというのがメインテーマだけど、身体面での快楽よりももっと向こうにあるものについて語っていた。世間から勝手につけられた偏った分類分けにとらわれずに、出会えた人間同士が互いの違うところを許しあって、開放的になることができたら最高だ。快楽も気持ちの通った関係もどちらも違ったものだけど、手に入れるには相手に対するいたわりと知ろうとする気持ちが一番大切だという点では共通してるんだなぁ。二村さんの監督したAVを見てみたい。

2015/04/25

たまこ

cakesで一部既読(書籍化で加筆あり)。AV監督、腐女子のBL研究家と文筆家3名によって語られる男の肉体の官能。1章と2章は穴と乳首の話、3章はリアルゲイ男性を迎えての対談。BLを読む身として知識面で参考になるというのもあるけれど、性全般に対する視野が広がる内容でもありました。本書のエッセンスは二村氏による後書き「今後の男性」に集約されている気がするけれど、それは今後の女性の話でもあるし性を通じた関係性全般の話でもあると思う。確固たる嗜好や考えを持つ3人の歯に衣着せぬ会話が小気味よく、楽しく読めました。

2015/05/31

マカロニ マカロン

個人の感想です:B。痴女・男の娘系のAV監督の男性、やおい・BL・同人誌研究家の東大法学部卒の女性、生まれた時から腐女子という女性ライターの3人の鼎談。そこにSM女王様、日本3大マゾの一人という70代男性、ゲイの男性などのゲストを交えてオトコの男性器以外の快楽について様々な実例を挙げて語っている。また、BLコミックの歴史や作家の特色、規制をかいくぐるためのぼかしのテクニックなど、なかなか知ることの少ない分野についての紹介が多くて参考になった。(ナンの参考だ?)男の快楽は意外に奥が深いのだと認識した。

2019/04/23

KEIKO-I

勉強になった。人体の神秘を感じました。腐的というより生物学的な部分でも大変面白い一冊。ジェンダーとか、エロを超越している。雲田先生のイラストがなければ萌えどころは少ないです。

2017/04/04

Miyako Hongo

https://cakes.mu/series/3077←ここの書籍化。アマゾンで再版待ち20日で入手。 □女のセックスファンタジー・やおいを、男性の快感に拘るAV監督・アナル調教の女王様・乳首M男性・二丁目のガチネコの皆さんの助けを借りて、現実に降ろす試み。荒唐無稽なやおい表現を裏付ける、やおい穴の存在証言や雄っぱいの快感、そしてガチホモ男性がやおい感覚を習得する感動のラスト。 □女の快感の言語化として、やおいという女性発のエロは興味深いんだけど、そこに突っ込んでくれる論客がいないんだよなぁ。

2015/04/04

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