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変態王子と笑わない猫。 (11) (MF文庫J)

変態王子と笑わない猫。 (11) (MF文庫J)

変態王子と笑わない猫。 (11) (MF文庫J)

作家
さがら総
カントク
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2016-04-25
ISBN
9784040679549
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変態王子と笑わない猫。 (11) (MF文庫J) / 感想・レビュー

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shin

陽人と月子は呪いに囚われる鋼鉄さんとツカサさんを助けようと未来改変運動に勤しむが変わらない不安も離れない11巻。先輩の言うことはいつも単純で複雑なようなと月子が語るのも頷ける陽人は時々変態で、でも未来を知るからこそ大切な思いを抱いていて心に響く所が多かった。猫神は不憫だけど脈絡なく変態が炸裂するヒロイン枠の定着感。挿絵は妄想や小豆の破壊力、猫神、溢れる感情も補完。呪いの正体に迫る頃には一気に読まさり、さよならなんて言わせません の言葉で不安が希望に変わった気がして、その後を読むのが楽しみになるお話でした。

2016/07/03

Yobata

二度目のタイムスリップでついにツカサに真実を明かし、筒隠家の呪いを解くことに協力してもらおうとするも、ツカサがまずはじめに行った事はピクニック⁈陽人が行った過去改変による人間関係の変化は未来を変えうるのか?そして筒隠家の呪いの正体とは…?2度目の過去編の今巻で筒隠家の呪いの正体と呪いをかけた張本人が明かされる…が、本当に切なく淡いものの確かな強い思いによって生み出されてしまった呪いだったね…。ツカサ同様泣きそうになったけど、母として子を思い、最後には呪いだけでなく陽人の心も洗ってから未来に返すのは→

2016/04/22

ランタン

約1年ぶりの変猫新刊 陽人くんの姉の話もちょこっと出る。 そしてツカサさんも良かった。 月子ちゃんの全裸のイラストがないのが残念。

2016/04/25

まるぼろ

筒隠家の問題その他諸々に決着が付いた…と言うより猫神の呪いについての真相が明らかになった今巻。良かったです。ツカサさんのそれからについて言及が無かったですが、そこはさがら先生の後書きを信じてみようかなと。シリアスな部分といつものやり取りが混在していたので必要以上にシリアスにならずに読めたのも良かったですし、何より陽人君が何も失わずに済んだのも良かった。呪いの件は、ある意味において呪いとしては正しく思えましたがそれも氷解し、色々と変わった未来で変わらないものがあり…。次巻は長いエピローグとの事、楽しみです。

2016/05/03

藤崎

さよならとありがとうを伝える11巻。明かされた本当のこと。我慢と納得、そして満足。危うくも厳かなバランスの中で、決して変わらぬ親の想い。それはとても切なく、どこまでも優しい。そんな綺麗な願いを描いた物語でした。さらにイラストは相変わらず神というか、猫神ちゃんの即堕ちビフォーアフターに吹いた。ほほぅ、次回はさらにどえろえろですか。ほほぅ(こら)。そして・・・例えば歴史に修正力なるものが存在するとしたら、再会もまた運命のはず、と言った所で、次回は長い長いエピローグ。辿りついた先に何があるのか、非常に楽しみです

2016/05/03

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