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日出処の天子 完全版 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

日出処の天子 完全版 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

日出処の天子 完全版 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

作家
山岸凉子
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2011-11-18
ISBN
9784040682648
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夢のコラボが実現!『あさきゆめみし』×『日出処の天子』展 –大和和紀×山岸凉子 札幌同期二人展の開催決定!

©大和和紀/講談社

©山岸凉子/KADOKAWA

 著名なマンガ家を多く輩出してきた北海道に、マンガミュージアムを設立する構想が進んでいる。その「北海道マンガミュージアム構想」の発起人代表・大和和紀氏と副代表・山岸凉子氏の企画展が、2024年春に開催されることが発表された。

 ※北海道マンガミュージアム構想:北海道出身のマンガ家である大和和紀氏と山岸凉子氏を中心とし、地元北海道にマンガ文化の拠点となるマンガミュージアムを設立するという構想で、北海道出身もしくはゆかりのあるマンガ家29名(発起人18名+賛同者11名)が活動しているプロジェクト。

 ともにマンガ家を目指していた札幌の高校時代から交流があり、その後、日本を代表するマンガ家となった大和和紀氏と山岸凉子氏。今回の企画展はそんな二人の代表作、『あさきゆめみし』(大和和紀氏)と『日出処の天子』(山岸凉子氏)にスポットを当てたものとなる。さらに、オリジナルグッズの販売や、二人によるトークイベントも開催予定。詳細は11月中旬頃に発表予定だ。

 ファン待望の夢のコラボ企画展、ぜひ足を運んでみてほしい。

2023/9/21

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山岸凉子作品の電子書籍化記念!【試し読み】ある日、毛人は不思議な雰囲気の男と会い、謎の言葉をかけられる/日出処の天子⑧

 少女漫画界の巨匠・山岸凉子先生の作品が待望の電子書籍化!これを記念し、聖徳太子(厩戸王子)の若かりし頃を描いた『日出処の天子』の一部を8回連載でお届けします。今回は第8回です。

<続きは本書でお楽しみください>

2021/10/11

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日出処の天子 完全版 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

buchipanda3

漫画本編は再読だけれど完全版は初読み。巻頭のカラー絵からして思わずおぉとなる。そのまま気持ちを高めながらページをめくり続け最後まであっという間に。細かい内容は結構忘れていたので改めて面白く読めた。古代というあまり馴染みのない時代を背景とした物語が読み応え十分。そして何より厩戸王子の蠱惑的な魅力に惹き付けられる。蘇我毛人が王子と何度かに分けて出会うシーンがやはり印象的。読み手は毛人と同じようにそれからずっと王子の美しく妖しげで鋭利な所作や表情に翻弄されてしまうのだ。そんな二人の薔薇の扉絵に思わずクスッと。

2021/10/05

アキ

山岸涼子の描く、美しく妖艶な厩戸王子のまばゆいばかりのカラーの絵だけでもこの漫画を購入する価値がある。蘇我毛人からみた厩戸王子。この世に下生した弥勒菩薩の如き弥勒仙花。人知を超えた知性と予知能力を備え、人を寄せ付けない雰囲気を持つが、ふと弱さと儚さを見せる王子に惹かれる毛人との関係に胸が高鳴る。1980年代大学生の頃、この漫画の世界に浸り斑鳩の里を駆け巡り、夢殿の弥勒菩薩半跏思惟像に魅せられた記憶が昨日のことのように蘇る。これは永久保存版になります。

2021/05/03

南北

本作は厩戸皇子を孤高の少年として描いた作品ではないだろうか。何やら不思議な力を持っているようだし、母親とは気持ちが通い合っていないなど、容易に感情移入させてくれない。古代史についてもかなり調べて書いているのがわかるし、それがまた山岸凉子先生の絵の迫力と相まって不思議な世界を作り出している。蘇我毛人(えみし)には多少親しみを感じているようなので、そこが物語を理解する入り口になりそうだが、まだ見えてくるものはあまりないので、続きを読みたくなってくる。

2022/01/01

井月 奎(いづき けい)

私にとって芸術家の至高は泉鏡花なのです。闇の向こうのにじむ光に七色が含まれている、その物語を書く彼の筆は墨と一緒に神羅万象が含まれているに違いありません。その泉鏡花はたぶん折口信夫の『死者の書』を読んでいません。昭和十四年に亡くなっている鏡花ですから、同年に発表されたかの書を読んではいないと思うのです。実に惜しいことです。きっと鏡花は膝を叩いて喜んだ後に、その膝を強くつかみ悔しがったと思うのです。なにが言いたいのかというと、鏡花と折口信夫にこの奇蹟のような漫画を読んでもらいたかった、そう言いたいのです。

2019/10/05

さばずし2487398

もはや日本漫画の王道だが読んだ事がなかった。どういう雰囲気かは知っていたが、教科書に載ってるあの聖徳太子様のお顔からは連想できそうもない色気と怪奇。ただ超能力を持ってるだけでなく、妖しさムンムンなのがポイント。太子をよくあの人物像にしようと思ったなあと惚れ惚れ。それに何と美しい絵だろうか。政権争いに人智を超えた怪奇現象が古代を舞台に繰り広げられる、一大叙事詩。イケメンで真面目な毛人が今後どう翻弄されるか楽しみ😄

2022/12/07

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