KADOKAWA Group

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凹凸

凹凸

凹凸

作家
紗倉まな
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-03-18
ISBN
9784040689012
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凹凸 / 感想・レビュー

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海月

期待してたけどもストーリーが難しくてよく分からない。視点が変わるので今は誰だってなります。無駄に句読点が多いのと同じ文章がやたら続くのも気になりいろんな意味で読みにくい作品でした。 こんな作品も好きな人は好きだと思うのですが自分には合わなかったです。前作やエッセイが読みやすかったせいでガッカリでしたが次回作もまた読もうとは思います。

2022/02/13

dorebook

初読み作家さんだがう~ん、困ったなぁ。評価として高いAmazon然り、読メ然り・・・・だが、やはりう~ン。何度途中で放棄しようかと思い乍らも最後まで読了。結果、正幸・絹子・栞たちの生き様が、今の私としては好きではないのだと気づく。私には合わなかっただけでした。

2017/06/01

Vakira

この題名 「凹凸」。 ♀♂のこと?いやいや、この物語では凹と凸を並べて表現することで行為を表現。登場する小学生が言う凹凸とはセックスのこと。今回 AV業界話は封印。AV業界話でなくても僕的には十分心に残る作品になってました。まなさん流石。新作「春、死なん」にますます期待しちゃいます。この本は親子2代の家族生態と凹凸の物語。人間は生物なので生物として生きてそして次に生命を繋げる。確実に未来へ生命を繋ぐためには家族というシステムが有効だ。結果、人類が他の動物と異なり、高度に進化出来たのはこのシステムのお陰。

2020/03/14

Takanori Murai

デビュー作「最低」は読者に寄せた大衆小説路線。こちらは純文学路線。「最低」のあと読んだ人たちは戸惑ったようだ。紗倉さんが書きたかったのはこちらではないか。母の目線での夫と娘、娘の目線での父と母、″わたし″は母と娘で入れ替わり、読者を悩ませる。″わたし″がどちらだかわからなくなるのは、狙いか。自分と母を交錯させる思いのシンクロ。屈折した親子関係だが、9割方は日常が進む。それも読者を苦しめる。最終章は父目線。これから読む人、再読する人、あなたの目線でじっくりと栞ちゃんの心の動きを追ってほしい。

2020/03/19

aloha0307

デビュー作『最低。』よりさらに文学度がアップした感。 実体験?を基に綴る、母子二代にわたる愛と赤裸々な性のものがたり。 夫と妻、父と娘、彼と彼女etc...時間のピポットを巧みにずらしながら、決して平らにならない男女のまさに 凸凹 を描きながらも、いっぽうで”私はひとりではない” との隠れたメッセージが聞こえてきました。

2017/07/09

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