ねことじいちゃん3 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
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「ねことじいちゃん3 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)」のおすすめレビュー
妻に先立たれたおじいさん×シニア猫ののんびりライフ。なにげない毎日が愛おしくなる猫コミックエッセイ『ねことじいちゃん』
『ねことじいちゃん』(ねこまき(ミューズワーク)/KADOKAWA)
ほのぼのとした空気感に癒される猫コミックエッセイは数多くあるが、その中でも作品から漂うほんわかさに心がほころぶのが、『ねことじいちゃん』(ねこまき(ミューズワーク)/KADOKAWA)。
本作の主人公は、妻に先立たれたおじいさんと猫のタマ。自由気ままなタマに振り回されながら人生を謳歌する日常が愛おしい。
75歳の大吉じいさんは、元小学校の先生。猫と高齢者が多い島で暮らしており、島民からは「先生」と呼ばれて、親しまれている。一方、もうひとりの主人公である猫のタマも10歳とシニア。ふたりは巡りゆく季節の中で、さまざまな楽しみを見つけつつ、のんびり老いていく。
作者ねこまき(ミューズワーク)氏は、ふたりのほのぼのした日常を豊かな色彩と温かみのあるイラストで表現。そのイラストから読者は日本が誇る四季の美しさを再確認し、作中に登場するおいしそうな料理の香りを感じ取りもすることだろう。
大吉じいさんは、タマのしもべだ。タマの機嫌に振り回されながら、愛猫に尽くす。
季節のイベントも、タマ…
2023/11/9
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ねことじいちゃん3 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) / 感想・レビュー
mocha
今作も、笑って笑ってちょっぴりうるうる。家守り猫のお話はせつないなあ。たみちゃん(偏屈なばあちゃん)が子猫を飼おうとしないわけにもズキンと来た。やもめの侘びしさより、簡素な気持ちよさを感じるのは、大吉じーちゃんが身の回りのことをきちんと頑張っているから。世話の焼けるタマは、実はじーちゃんを鍛えてるらしい。タマもじーちゃんも、いつまでもいつまでも元気でいてね。
2017/03/06
えちぜんや よーた
印象に残ったセリフ→「この島には昔も今もいろんな人がおってなんやかや助け合っとる家族みたいなもんだわ。わしにはあんたがおるで」
2018/07/08
yu
Kindleにて読了。若先生が面白すぎる(笑)。ナマコもらっても、確かに困るなぁ。たまさんとじいちゃんのほのぼのが心地よい。
2019/06/01
サンゴ
可愛らしさとちょっとしんみりもあり
2017/03/16
ちいこ
ほっこり笑って、ほっこり泣いて。 Eテレで5分くらいのアニメにしてもらって、ほっこり観て、眠りたい。
2017/02/24
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