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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

作家
若林正恭
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-07-14
ISBN
9784040693163
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オードリー若林正恭、第3回斎藤茂太賞受賞! 「正論が強い時代に、グレーなものをグレーなまま書いた」

若林正恭氏

 その旅は、マネージャーからの「今年は夏休みが5日取れそうです」という一言から始まる。

 テレビで観ない日はないのではないか、というほどに多忙を極める人気お笑い芸人、若林正恭。彼は、その言葉を聞いた瞬間、念願だったキューバ旅行を実現できるかもしれない、と期待に胸を膨らませる。

 2017年に出版された『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』は、そんな彼が単身キューバを訪れた3泊5日の旅の記録である。

 番組などで海外ロケに行くことは多くあるだろうが、この旅には支えてくれるマネージャーもスタッフもいない。グーグル翻訳と片言の英語を使いながら、ときに現地のガイドや知人に頼りながら、アメリカと国交を回復したキューバという国を眺めていく。

 一見、終始、素朴な旅のエッセイである。マンゴージュースやロブスターに舌鼓を打ち、現地の人に葉巻の吸い方を教えてもらい、革命博物館やゲバラ邸などで歴史を辿る。しかし、その旅には彼自身が感じている鬱屈とした思いが根底に存在しており、彼は果たして何が「幸せ」なのか、答えを探ろうとする。  そんな彼の旅の記録が、第3…

2018/7/30

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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 / 感想・レビュー

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しんごろ

ひとり旅にキューバを選ぶのすごいなあ。そんなオードリー若林正恭くんの旅行記!読んでて若林くんの声で脳内でナレーションされてサクサクと読めます。キューバ旅行中のうちはホントに旅行記っぽい文章!日本に戻る章あたりから芸人を思い出したのか、ボケ始めた文章が現れ、最後は旅行記から脱線しましたが、その脱線内容もよく、心に染み入りました。若林くんのそのまんまが包みこまれた1冊ではないでしょうか。ビーチでのやりとりが、若林くんらしいですね(笑)読んでてキューバでなくてもいいから、久しぶりに海外旅行したくなりました。

2018/02/28

岡本

オードリー若林さんのキューバ一人旅旅行記。新作「ナナメの夕暮れ」と同時に購入。前作のエッセイ集とは違い今回は旅行記との事で手を出すのが遅れたが、面白かった。キューバに行ってみたくなったり、終盤では旅の理由も明らかになったり、表現力満載の文章でした。読みやすくて久しぶりに一気に読了です。

2018/09/23

Emperor

かっこよすぎる。さんざん悪態ついといて最後の最後で泣かすな。毒で背中を押すな。読後の空白を言葉にせず共有したいからいろんな人に読んでほしい。

2018/01/28

tetsubun1000mg

作家「桜庭一樹」さんの書評で取り上げられていて、面白そうだったので手に取る。 意外に文章がうまくすっと心に伝わってくる。 白黒の写真も効果的に配置。 若林君の相手との間の取り方が中学生みたいで面白い。 世間の事に意外と興味があるらしい。旅先で相手が近づいてくれるとやはり嬉しくなって楽しんでいる様子。 父親の事は後半で触れているが、父親っ子だったので堪えたのでしょう。 「ピンク、ターコイズブルー、エメラルドグリーン」3つの色を繰り返す最後の2行は文学的。 昨年度旅行に関する著作対象の「斎藤茂太賞」を受賞。 

2019/09/02

sea&pink(しーぴん)

いきなり冒頭の「ニューヨークが発信源」にグッと心をつかまれました(後でダヴィンチを見たら本当に「つかみ」として書いたらしい)。キューバへの旅を思い立ったこと、旅立つときの出来事など逐一書かれており、その都度社会や自分の価値観を考察しているが決してくどくなく、スッスッと心に入っていき非常に臨場感がありました。タイトルとなった犬の描写など、ありきたりだと感じましたが、よく考えればこの本の内容を端的に表しているなあと。これからダヴィンチの冒頭特集を読んでまたじっくり浸ります。思った以上に読んでよかったです。

2017/08/29

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