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早番にまわしとけ 書店員の覚醒

早番にまわしとけ 書店員の覚醒

早番にまわしとけ 書店員の覚醒

作家
キタハラ
山本さほ
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-07-29
ISBN
9784040745824
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早番にまわしとけ 書店員の覚醒 / 感想・レビュー

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ででんでん

表紙のかわいらしさに、少し引きながら読み始めたが、中味はとてもおもしろく、終盤じんわりと涙する場面もあり、切なさもあり。本も書店も好きだが、書店で働いたことがなく、未知の世界なので、内情が覗き見できるのも楽しかった。登場人物も魅力的。前作「遅番にやらせとけ」の存在を知らなかった…こちらも読んでみたい。

2022/10/07

本屋の店員って個性的すぎる⁈熱量もすごい。サクサク読めて面白かったです。1作目も読んでみよう

2023/04/21

よつば🍀

「早番にまわしとけ!」「早番を口説いとけ!」「早番限界突破せよ!」「早番よ今日もありがとう!」「さらば五反田店の早番!」5話収録の連作短編集。サカエグループ内のアパレルで働いていた由佳子が新たに配属されたのは不良債権と化した『さかえブックス五反田店』。本に興味がなかった由佳子だが新店長として仲間の書店員達と共に再起するべく奮闘する。大量配本に陳列、常連の立ち読み客や、一人で同じ本をまとめ買いする客、変態電話の対応と相当ストレスが溜まりそう。街の本屋さんの状況は深刻だけど、頑張る書店員さんを応援したくなる。

2022/09/11

ぶんこ

アパレル部門から系列の本屋店長に移動となった倉橋由佳子。本に興味もなく、慣れない仕事に若いバイトの幸田さんからお小言。でも、この店長さんは素直で好感が持てます。慣れないなりに、一生懸命お店を盛り立てようと努力。それにしても朝から閉店まで、立ちっぱなしで歴史小説を立ち読みする常連さんやら、書き込みまでした本を引き取れと難題をふっかけるお客さんと、驚くようなことが起こっている。ただ本が好きだけではつとまらない職場。光太郎さんとの長年の片思いから仲間宣言が由佳子さんらしい。面白かったです。

2022/12/07

Karl Heintz Schneider

さかえブックス五反田支店に本社から女性の新店長が配属になる。この店長が、まあ仕事ができないのだが、つぶやく自虐のせりふが面白い。「どうせ陰で『店長がバカすぎて』って陰口を叩かれてる。 『書店ガール』のみなさんにはさ。」書店系小説がお好きな方なら思わずニヤリとしてしまう一文。

2022/09/14

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