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シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした (富士見L文庫)

シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした (富士見L文庫)

シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした (富士見L文庫)

作家
結城光流
とき間
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-11-15
ISBN
9784040747637
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シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした (富士見L文庫) / 感想・レビュー

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海猫

大学生の旭が目が覚めると、若き日のコナン・ドイルになっていた。ドイルに憑依してしまった旭のサスペンスフルな冒険が始まる。サクッと読みやすくて楽しかった。シャーロック・ホームズはかじった程度には読んでいるけれど、小ネタがちょこちょこと仕込んであって興味深かった。かといってマニアックなほどでもないし、ホームズを全く知らない人が読んでも楽しめるよう、出来ていると思う。それと舞台のヴィクトリア朝時代の世相や風俗、当時の人々の価値観などが良く書けていて感心。自分もタイムリープした気持ちになってスリリングに一気読み。

2023/01/19

よっしー

「シャーロック・ホームズ」「コナン・ドイル」という単語にひかれて手に取ったのですが…ドイルがまた学生の頃ということもあり、それらしき要素は全く出て来ず…。推理要素も無くて、期待していた内容と違っていて、少し拍子抜けといった感じです。にしても…この頃の英国は普通に危ないのですね。日本人がトリップしたら、1日経たずに殺される可能性が高そうです…。それだけ、この国の治安が良い証拠…でもあるのでしょうね。

2023/09/14

綾乃

大学生の旭が目覚めるとそこは、19世紀のエディンバラまだ医学生だった若き日のコナン・ドイルの中という、精神だけがタイムスリップ。 突然のことに戸惑う旭は、粗野な言動をする少年・ジャックに助けられたのもつかの間、ドイルの鞄に入っていた「青いダイヤモンド」を狙い命を狙われてしまう。 大きな運命の輪に巻き込まれ翻弄されるだけで、何も出来ずただただジャックと共に駆け回る旭だったが、ドイルとの僅かな交流、またしても突然現代に戻った旭を待つ、時空を超えた友情に心温まる話でしたが、ドイルとの交流がもう少し欲しかった。

2023/01/04

RINGOoisiiiiiii

結城せんせの新作!!嬉しい!目覚めるとそこは過去の世界でコナンドイルでしたのタイトルのままだけど、主人公は何も知らずとにかく逃げ回る逃げ回る。そしてそれを、手助けする相棒が一人と言う存在が結城先生らしい登場人物。内容はそんなに難しくなく本当にただただ逃げて振り回されてる。けれど最後にはうるっとする展開で面白かったです。

2022/12/11

菊地

タイトルから想像した読みたかった内容とはまるで違っていたので最初から最後まで僕の読書欲・好みとエラーを起こしっぱなしだった。 正直この内容であるなら架空の外国人作家でも内容が成立したと思うだけに、客引きにしかなっていない「コナン・ドイル」の名前を付けることにはややネガティブな印象である。 「コナン・ドイル」という要素を除けば、最後に一つにまとまる構成自体は悪くなかっただけに、上記の印象の悪さが最後まで足を引っ張ってしまった感じ。

2022/12/03

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