KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

一回半ひねりの働き方 反戦略的ビジネスのすすめ (角川新書)

一回半ひねりの働き方 反戦略的ビジネスのすすめ (角川新書)

一回半ひねりの働き方 反戦略的ビジネスのすすめ (角川新書)

作家
平川克美
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-02-10
ISBN
9784040820798
amazonで購入する Kindle版を購入する

一回半ひねりの働き方 反戦略的ビジネスのすすめ (角川新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

魚京童!

今、私の中には「物語」がない。だから踊ってるのかもしれない。奇妙な踊りを。物語を創ろう。自分だけの今後のお話を。そしてその主人公になるんだ。まだ武器は脆い、鎧なんてない。ましてトリカブトなんて。

2018/11/25

禿童子

内田樹のお友達だけあって、「遂行的」とか「脱構築」とか、ポストモダン哲学の用語にビジネス戦略用語がちりばめてあって消化不良になりかかりましたが、かろうじて読了。読み取れたことは、グローバリズムに代表される損得・勝ち負けの論理、合理主義の文脈でビジネスを語るべきではない、という主張。結論は、シンプルなことだが、見えない差異=「信用」の積み重ねが大事という。哲学を持ち出さなくても、京セラの稲盛さんが言っていることとあまり変わらない。ゴールではなくプロセスが大事という点は、人生論として読むべきなのかもしれない。

2016/03/29

Asakura Arata

医院経営も新企画をみんなで考えて、それぞれの専門の人たちに手伝ってもらったりすると、とてもわくわくする。やはり金儲けではないよなあ。仕事は楽しくやるもの。経営者だとその楽しみが味わえるが、スタッフだって経営者が楽しんで仕事していると、つられて楽しくなると思うのだが。

2016/02/28

Kentaro

ロレックスを例に解説すると300万のロレックスの時計は時計としての使用価値はせいぜい一万円のものに対して、顧客は目に見えない299万円の対価をブランドに支払う。このブランドは目には見ないし、いまだに顧客のイメージから既存していないインビジブルな何かである。ビジネス書に書いてあるような戦略思考は単なる流行り廃りか二項対立による敵を倒す手法である。 目に見えない資産を蓄積し、面白がる精神を吹き込んで真の戦略をたてて欲しいというメッセージを吹き込んだ一冊である。こんな感じでしょうか。

2016/10/26

OfuOfu2612

著者の文章が上級者のレトリックで展開されていて理解するのに少々骨が折れる。ビジネスの戦略云々を論じるところ以外の部分で、信用、信頼など目に見えない資産が蓄積されていき、それが長い目で見れば会社を安定、発展させていくという話を、プロセスや、会社と顧客のコミュニケーションやらいろいろな視点で進めていく。実際にコンサルタント会社を経営していた経験があるが故、「ああそういう話も可能だね」と安易に聞き流すことができない重みがある。会社と個人の関係を今一度考え直し、立ち位置を改めて確認するいいきっかけにはなった。

2017/12/24

感想・レビューをもっと見る