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万葉集の詩性 令和時代の心を読む (角川新書)

万葉集の詩性 令和時代の心を読む (角川新書)

万葉集の詩性 令和時代の心を読む (角川新書)

作家
中西進
池内紀
池澤夏樹
亀山郁夫
川合 康三
高橋睦郎
松岡正剛
リービ 英雄
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-07-10
ISBN
9784040823201
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あらすじ

「万葉集とはなにか」「万葉集をどう読むか」――国文学はもとより、ロシア文学や中国古典文学、小説、詩歌、編集工学まで。各斯界の第一人者たちが、初心をもって万葉集へ向き合い、その魅力や謎、新時代への展望を提示する。新元号「令和」の典拠となった、日本最古の歌集を鑑賞するための格好の手引き。全編書き下ろしによる「令和」緊急企画。


「三つの詩性」  中西 進
「自伝的万葉の旅」  池内 紀
「詩情と形式、あるいは魂と建築  巻十五「遣新羅使詩篇」を例に」  池澤夏樹
「万葉集とわたし」  亀山郁夫
「山上憶良と中国の詩」   川合康三
「いや重く謎」   高橋睦郎
「ふらふら万葉習養記」  松岡正剛
「万葉集エキサイトメント」  リービ英雄

万葉集の詩性 令和時代の心を読む (角川新書) / 感想・レビュー

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しゅてふぁん

中国古典文学、ロシア文学、編集工学など様々な分野の方が万葉集について語った一冊。万葉歌をシェイクスピアのソネットや旧約聖書の雅歌と比較したり、陶淵明と杜甫と山上憶良との共通点についてなど盛沢山で面白かった。‘七十の手習い’‘古希の手習い’って…さすが、各分野で活躍されている方は‘手習い’のレベルが違うなぁ。奈良を故里の町のように親しんだという池内氏の文章をもとに万葉散策してみたいな。中西氏は万葉集を読んでいると旧約聖書を思い出されるそう。積読の山に埋もれてる旧約聖書の関連本、読んでみないと。

2019/08/04

ロビン

折口信夫訳『万葉集』を読む一助になればと思い一読。万葉研究の第一人者中西進をはじめ多士済々、錚々たる顔ぶれによる何とも豪華な『万葉集』の手引書である。期待に違わず中身も濃く、読みごたえがあった。『旧約聖書』の「雅歌」との比較に始まり、青春の日々と絡めた万葉紀行文があるかと思えば、「遣新羅使詩篇」から大伴家持の編集・創作手腕に話が及び、杜甫や陶淵明と山上憶良の類似性を指摘する・・といった感じである。男女、身分の区別のないうえ、政治犯の歌まで取り入れている『万葉集』の魅力を多角的に伝えてくれる良書と思う。

2019/07/10

しまちゃん

新元号「令和」の出展となった「万葉集」について改めて知ろうと思って読んでみました。8名の方が、「万葉集」について思うところを語っています。「万葉集」を読んでいると「旧約聖書」を思い出す。万葉の時代を感じるために、その場所を歩いてみる。「万葉集」と「百人一首」との関係は?など読んでいて面白いと感じる内容です。編纂者とされる大伴家持についてのエピソードも興味を引きます。ただ、万葉集の歌を理解するのは難しいなぁ~と改めて感じました。歴史の理解も必要ですね。

2019/10/13

昼寝

亀山郁夫さんが執筆しているのに驚く。私も還暦になって(令和につられて)『万葉集』を読み始めたが、亀山さんが「古希の手習い」といい、池澤夏樹さんが「七十の手習い」と書くのに、勇気づけられた。どの執筆者も、『万葉集』の世界的な広がりや新らしさを強調している。◆「最後に奈良時代の『万葉集』に行き着いたとき、古い日本語に辿りついたという気持ちはまったくなく、とても新しい言葉に出会ったという感覚があった。」(リービ英雄)

2019/07/18

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