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おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)

おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)

おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)

作家
細田守
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-06-22
ISBN
9784041003237
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おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫) / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

未だ映画見ていないので自分のイメージ(小説の印象)と比較してみたいです! 自然がいい、周りの人とのふれあいがいい、雪と雨が成長していく姿がいい、そしてなにより花のせつなさ・懸命さがいいです!! (^_^)v

2012/09/21

マーム

映画封切前の予習。女手一つで子ども二人を育てるのは大変だという見方をするあたりは年齢の為せる業でしょうか。若い年代であれば雪や雨に感情移入するのでしょう。子どもがいつか親元を離れて行ってしまうのは世の常。それはおおかみこどもでも同じです。ただ、その時期が人間よりも少し早かっただけのこと。親子関係、姉弟の心の成長の違い、友達付合い、周囲の人々の温情、自然との接し方等様々な見方ができる作品ですが、如何せん私の乏しい想像力では各シーンの情景が思い通りに浮かんでこなかったので、後は映画館で楽しみたいと思います。

2012/07/17

ミロリ

花は、本当に強い。夫を亡くしても、子供に狼の血が流れていても、山へ向かって3人で生きようとする。もっと人に頼ればいいのにと思ってしまうけれども、ありえない状況を背負う花にとっては難しいこと。狼を選んだ雨を手放すときの思いとは一体どれほどのものなのか。ニコニコ笑っているだけのポーカーフェイスな花なので知りたいところが知れない。最後は、たった一人大きな家に残されている感じが寂しくて、まだ若いのに苦労をたくさん知っていることに泣ける。将来、雪も人を愛し、複雑な気持ちで子を産み育てるのかと思うとそれまた泣ける。

2014/10/17

美紀ちゃん

胸に込み上げてくるものがある本。泣いた。私はあんなに潔く、しかも突然、花のようには子離れ出来ないかも。良い話だった。

2012/07/28

映画を先に観ていてとても良かったのと、腑に落ちない点が補完できればと小説版を読んでみた。狼男と恋に落ち、彼の子を二人産んだ花が母親として過ごした日々の過酷さと幸福を軸に、子供たちが巣立っていくまでの親子それぞれの成長を描いた物語。人と人の繋がりの温かさ、地域社会で生きる現実、親子の絆、野生や本能など、多くのテーマを盛り込んでいた。人間の親というのは子に対し、もっと色々してあげたいのだと思ってしまうものなのかもしれないが、かけがえのない想い出と山から聞こえる遠吠えが、今の花を笑顔にしてくれていると信じたい。

2013/07/21

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