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機動戦士ガンダムAGE (5)ホーム・スイート・ホーム (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダムAGE (5)ホーム・スイート・ホーム (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダムAGE (5)ホーム・スイート・ホーム (角川スニーカー文庫)

作家
小太刀右京
大貫 健一
黒銀
矢立肇
富野由悠季
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-10-31
ISBN
9784041005422
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機動戦士ガンダムAGE (5)ホーム・スイート・ホーム (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー

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うさみP

よくここまで仕上げてくれました。お疲れさまです。アニメのノベライズではなく、もう単独の作品といっていいできです。あえてアニメとの比較や批判はしません。要所要所に他作品のオマージュが沢山あるけど、嫌味に感じず、よい推進剤になっていた。シドが怖過ぎ。最終局面での、若き夢に燃える少年フリットVS己のエゴを醜く肥大化させた老人フリットは必見。人間は儚い良心によって生かされてるのだなぁ。

2012/11/03

俺俺屍屍

口絵で戦場のパイロットたちにFXバーストで語りかけるシーンを描いているという時点で、これが一番作者の見せたかったシーンなんだなと思いました。 まんま00で、逆シャアな最終決戦だったけれど、それでよかったのだと思う。 TV版では何のために出てきたのか意味不明だったジラードもXラウンダーの意味付けと伏線としてきちんとキャラが立ったし、TVではまさにただの無駄死にだったフラムもある意味ゼハートと結ばれヴェイガンの未来のために死んで行ったし、アビスも船にはまって動けなくて死ぬなどという無様な最後ではなかったし、

2012/12/10

ついに小説版も完結。ここまで来ると、アニメ版と同じなのは筋だけだろう。フリットの、自身の過去を見つめなおすシーンは感動的だし、サブキャラクター達の生き様もよく描かれている。一種の群像劇であるガンダムとしての面と、アスノ家の物語であるAGEとしての面の両方をうまく描いていたと思う。良作に出会えたことに感謝。

2012/11/04

Kaitetsu

素晴らしい。悲劇を止める救世主という過去、妄執に囚われ復讐のため悲劇を強いる現在――フリットの二面性が、孫の手によって救済されるお話です。主人公としてフリットが好きなら必読やも、と思ったり。メカの引き起こす破壊規模が凄まじい小説版ですが、シド、ヴェイガンギアの脅威はその最たるもの。太陽系全土を覆う危機を救うのは、人間のひとときの良心。

2012/11/04

Johnny-T

300ページ中の100ページがアニメ版の最終回にあたる部分に割かれています。だから、3世代の物語を締める一番大事な部分が濃厚。  かつて「救世主」を目指した男が自分の願いを取り戻し、正しく「救世主」となる姿。  敵味方に分かれて争っていた人々が、手を取り合って一つの苦難に立ち向かう姿。  古い世代から新しい世代に継承される思い。  そういったものが丁寧に描かれているので、4巻やこの巻の前半分で溜め込んできたストレスが一気にカタルシスに転換されます。良い物語でありました。

2012/10/31

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