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キング・オブ・クール (角川文庫)

キング・オブ・クール (角川文庫)

キング・オブ・クール (角川文庫)

作家
ドン・ウィンズロウ
東江一紀
出版社
角川書店
発売日
2013-08-24
ISBN
9784041007969
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キング・オブ・クール (角川文庫) / 感想・レビュー

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harass

『野蛮なやつら』の前日譚。ドラッグでのし上がる三人組と前の世代の親たち。世相の移り変わりを絡ませる。映像的漫画的シーンの転換と登場人物数に、切れ切れの時間で読んでいたせいもあり少し混乱したのは確か。一気に読むべきだったかと。著者の他作品の人物もゲストのようにでてきてニンマリ。

2021/03/07

Panzer Leader

「野蛮なやつら」の続編にしてその前日談。チョンとベンがドラッグビジネスを立ち上げる過程と40年ほど前の世代の若者たちを交互に描いていく。この二つの世代の関係・結びつきに驚かせられながら、またあんな人やこんな人の再登場にテンション上がりながら怒涛のクライマックスへ、いやー読ませるねえウィンズロウ。何か全ての作品の世界観が重なっていているようで二重三重に楽しめる。さあこれで「ブロークン」を読む準備は完了!

2020/10/17

巨峰

「野蛮な奴ら」の前日譚にあたる。3人の親世代の若いころの話もでてきて、やや混乱したかな。他の作品の登場人物も顔をのぞかせたりというサービスもあるんだけど、となると、ウィンズロウも発刊順に読んだ方がより楽しめるかもしれない。フランキー・マシーンはまだ読んでないんだ。

2021/07/25

ちょろんこ*勉強のため休止中

毒とアクのある登場人物達、映画のカット割りみたいなぶつ切りの構成、時折顔を出す冴えたユーモア。ウィンズロウの「書きたい事を書くから好きな奴だけついてこい!」みたいな気迫と情熱を感じます。カリフォルニアの麻薬の歴史を描いているのに、どこか詩的でクールな独特の空気感が好き。ハマるとクセになります(^^)最後の一文がかっこよくてグラッとしました!

2013/12/29

ケイ

ハードボイルドだなあ。作者は、カリフォルニア、麻薬、時々シカゴ、メキシコ、そして海をいつも描く。今回は、時代がいったり来たり、主な登場人物も二手に分かれ、そこに他のならず者達や麻薬捜査官まで出てきて、人物紹介のページが活躍した。ドンとペンがごっちゃになるのは私だけだろうか。フランキーマシーンがさりげなく登場するのもニクかった。次は三人の今後を読もう。

2013/10/22

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