今宵、喫茶店メリエスで上映会を (角川文庫)
ジャンル
今宵、喫茶店メリエスで上映会を (角川文庫) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
連作短編集。緩い日常の謎系って感じ。各話の最後に上映会でほっこりする。
2014/09/10
ともとも
喫茶店で、映画(コアな作品から、有名な作品まで)の上映会って、 新鮮な響きだったのですが、読んでいてとっても 素敵だなぁ~と思わされてしまいます。 謎を深めさせながらも、一方で、人の抱えている闇、人の繋がり、心の温かさが 文章から感じられてしまいます。 それだけに登場人物や物語に活気があって、そして、最後には、救いや奇蹟があって とても素敵な1冊で良かったです。
2016/04/22
み
感想読んだなぁと手にした作品、たぶん初読みの作家さん。さくさくと♪商店街ラブなので、応援しながら読んでました。んでも、お話しは、何となく読了(^^;
2018/04/04
むつぞー
少しの日常の謎もありますが、メインはシャッター街町興しと映画の連作短編集。 映画の上映会をする喫茶店「メリエス」みたいな場が身近に欲しいなぁと思ってしまいます。 その喫茶店を続けること、そこから商店街の復興と…そんなに上手くいくか感じもあるし、いろんな要素を詰め込んでいるので、全体的にぼやけてしまった感もあります。 でもいろんな意味でいいなぁ~と思ってしまいます。
2014/09/28
エドワード
幼少時からテレビっ子の私が初めて見た映画は不明だが、映画とテレビが明らかに異なる文法を持つことはよくわかる。テレビに感動することも確かにあるが、映画の感動は圧倒的だ。「キネマの神様」の感想文に書いたとおり映画館とDVDとの違いも天と地の差だ。「小暮写真館」「思い出のとき」など、最近シャッター商店街が舞台の<日常の謎解き>物語をよくみかける。私自身、商店街に愛着を感じつつも、実際の買い物は大型店舗。この本も大型書店で購入した。仲間と集う喜びは理想だが、匿名の人間でもありたいという矛盾は都会人の性だろうなあ。
2014/09/01
感想・レビューをもっと見る