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ひとごと (角川文庫)

ひとごと (角川文庫)

ひとごと (角川文庫)

作家
森浩美
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-05-23
ISBN
9784041020401
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ひとごと (角川文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

森さんの素晴らしい人情溢れるシリーズも遂に手持ちがなくなってしまいました…。タイトルにあるようにどこか'ひとごと'ではありながら、冷たく突き放すことなく、しっかりと支え、手をさしのばしてくれる物語に涙腺が緩んでしまいます。自分のかつてないメンタルの下降線を励まし、支えてくれた森さんの作品群に改めて感謝しています。通常の'元気'なトキに読んでももちろん感動はしたでしょうが、こんなにもココロに響き、染み渡ってくれたかは疑問です。号泣するだけが感動の全てではなく、しんみりとなるのも感動の表し方の一つですよね。

2017/02/05

紫 綺

単行本にて読了。どんな些細なことからも、災難は降り掛かる。ひとごとではないのだ。

2016/08/18

さおり

はじめましての森さん。でもこの名前には見覚えあり!と思ったら、SMAPの歌の作詞をたくさんしてる方でした。連作というほどでもなく微妙に繋がっている短編たち。全体的に、もう少し深く描いて欲しかったとも思うが、でも泣いたから。テーマと言うか、どうしても泣いてしまう要素を含んでいるので仕方ない。裏に「号泣小説」と書くのはやめたほうがいいんじゃないかと思う。号泣した私が言うのもなんですが。

2015/11/02

家族がテーマの短編集。読みやすかったです。どの話にも共通して幼い息子を虐待して殺した母親を逮捕のニュースが出て来て、それぞれの登場人物の捉え方が違ったりします。女性が仕事と家庭を両立させるのは、仕事がノッてくればくるほど難しいのはどうにかならないものなのか…。『かたくなな結び目』『仮面パパ』『捨てる理由』が好きです。かたくなな結び目の桃子が1番好きなキャラでした。

2018/07/26

パフちゃん@かのん変更

初読みの作家さん。親子の絆や家族を取り巻く人間関係の出来事にまつわる8つの短編。誰にでも起こりそうな問題。子どもを虐待して殺してしまった母親のニュースは他人事だけれど、他人事じゃなかったかもしれない。どれも最後には救いの光がさし、ほろっとさせられる。

2016/03/29

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