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中野ブロードウェイ脱出ゲーム (角川ホラー文庫)

中野ブロードウェイ脱出ゲーム (角川ホラー文庫)

中野ブロードウェイ脱出ゲーム (角川ホラー文庫)

作家
渡辺浩弐
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-11-25
ISBN
9784041023280
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中野ブロードウェイ脱出ゲーム (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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あも

学校サボった斜に構え少年が超人気アイドルと中野ブロードウェイでボーイミーツガール!そしてお約束の災害。からの脱出!途中で出会った人達は謎の化け物に食われ、終盤壮大な陰謀が明かされ、世界を救うのは二人の愛!的なセカイ系のテンプレ踏襲作品。90年代に監視社会を描いたプラトニックチェーン等を書いた著者ならではのテクノロジーの蘊蓄は面白かったが、そこに至るまでに500頁…つまらなくないけど先が気にならない。無表情・無感動で読み進めるには700頁弱の分量はきつい。とりあえず中野ブロードウェイに行ってみたくはなった。

2018/02/21

じゅんぢ

ようやくこの本から脱出できた。長かった。脱出ゲーム物はもっとシンプルでいいと思う。途中の障害をどう乗り超えるか、どうやって脱出するのか、人間ドラマ、そういうのが読みたいのに、この作者は中野ブロードウェイがなぜあんなことになったのかにページを割いていて、脱出ゲームに必要なハラハラドキドキ感をまったく感じさせなかった。

2019/04/22

緋莢

両親の不仲により家庭が崩壊しており、家に帰りたくないと思った逸見裕は、中野駅を出て歩いているうちに、中野ブロードウェイに辿り着いていた。中古ゲームショップで 掘り出し物を見つけた際に、同じ商品を手に取ろうとした少女がいた。その少女に商品を譲ったのをきっかけに仲よくなり、一緒に中野ブロードウェイを歩くことになったが 異変が起きて…他の多くの方も書いていますが、確かに長すぎます(続く

2023/07/12

【セント】ral_island

傑作になり得た迷作。描かれる群像劇は中野ブロードウェイの雑然とした印象を上手く描いており、筆力もある。ただ後半の面食らうほどの急展開ぶりは、まるで前半と後半で違う作品を読んでいるのではと錯覚するほどだった。「中野を舞台に書きたいことを全部書いた」感が凄かった。意欲作には違いないし面白いけども、まとまりとしては微妙。

2017/12/19

コリエル

角川ホラー文庫からの発売作品だが、SF作品だった。渡辺浩弐がこれまでに描いてきた先端テクノロジーの行き着く果てに待つもの。その最新版といった作品である。中野ブロードウェイでデスゲーム、みたいな話だと思って読もうとする人にとってはちょっと拍子抜けされてしまうかもしれないが、渡辺作品好きの自分としてはとても楽しめた。ただ、関連作品のアンドロメディアを読めていないんだよなあ…SPEEDが主演していたやつ。

2017/11/27

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