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最低。 (角川文庫)の関連記事

『働くおっぱい』第7回「夜の営みと生理」/紗倉まな

『働くおっぱい』第7回「夜の営みと生理」/紗倉まな

皆様は日常で叫ぶことはあるだろうか。私はトイレでよく叫ぶ。 先日はiPhoneを家のトイレに水没させてしまい、盛大な叫び声を発して瞬間的に狂った。思いも虚しく、黒い画面の世界へと逝ってしまった手元のアイフォンに嗚咽し、水に流せない事件(トイレだけ…

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『働くおっぱい』第6回「ウケる喘ぎ声」/紗倉まな

『働くおっぱい』第6回「ウケる喘ぎ声」/紗倉まな

日本人女性の声は先進国の中でもとりわけ高いそうだ。 とあるネット記事を読んで「へえ」と思わず声が出た。この、寝転びながら発する私の声はとりわけ高いこともなく、通常運転時は基本的に低い。 記事に書いてあった「若い女性は平均350~400ヘルツ」「女…

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『働くおっぱい』第4回「AV女優と職業記入欄に書いたら」/紗倉まな

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大人になって働くと、“肩書きをもらえる”という特典がつく。 血と肉体を分け与えてくれた親からいただいた、特別な名前を変えることはできない。どれだけキラキラネームと揶揄され嫌な思いをしたとて、画数が多くて履歴書に書くときに面倒くさいと溜息を吐き…

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『働くおっぱい』第3回「サマーおっぱい問題(プロブレム)」/紗倉まな

『働くおっぱい』第3回「サマーおっぱい問題(プロブレム)」/紗倉まな

揺れる胸元に吸い込まれそうになって、ハッと目が覚める。 ゆきすぎた肌の露出面積は○○cm2以上だという規定などは無い中、「視線をどこにやっていいのか困るからしまってほしい」と嫌悪感をいだく殿方もいるという一方で、心の中で手を合わせて拝みながら渋…

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『働くおっぱい』第2回「性職者の友人」/紗倉まな

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「一定のリズムで刻まれる喘ぎ声を聞くと、安心して眠くなる」のだそうだ。 クラシック音楽ではあるまいし、そんな滑稽なことってあるの?とついつい首を傾げたくなるものの、口の周りに付着した精子を丁寧に拭き取り、私の顔面を新しく作り直しながら、メイ…

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『働くおっぱい』第1回「7年目のAV女優」/紗倉まな

『働くおっぱい』第1回「7年目のAV女優」/紗倉まな

AVの撮影現場は、肉棒という刀に狩られる戦場である。…と、私は思っている。 「平成生まれの新人類」が昭和世代を脅かし、魔法のようなメイクテクニックや容姿改造法が溢れ、美女がデフレ化するこの時代。 私は幸か不幸か、そんな時代に、芋女のまま(もれな…

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