KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

放送禁止 (角川ホラー文庫)

放送禁止 (角川ホラー文庫)

放送禁止 (角川ホラー文庫)

作家
長江俊和
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-03-25
ISBN
9784041028193
amazonで購入する Kindle版を購入する

放送禁止 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

麦ちゃんの下僕

長江さんは初読み。フジテレビ系列のフェイク・ドキュメンタリー「放送禁止」のノベライズだそうですが…その番組は見ていませんので、純粋に“読み物”として楽しみました。収録されているのは「呪われた大家族」「ストーカー地獄編」「しじんの村」の3編で、取材過程のルポに秘められた“恐るべき真実”を見抜けるか!?という作品ですが、作中では明確な“答え”は示されませんので、ネット上の考察で答え合わせ…僕の推察は3編とも概ね正解でした♪︎ 特に「ストーカー~」はほぼ丸々予想通り…ホラーなのにニヤニヤしてしまいました(笑)

2022/08/31

やっさん

★☆ 〝放送禁止〟は映像だから面白いのであって、文字で楽しめるものではない。これに尽きる。

2017/04/16

nobby

なるほど、そういうことね!取材が進むにつれ、何かしらの要因で放送叶わなくなった数々の題材。モヤモヤしたまま終わり、最後に掲示されたキーワードから真相はいかに!?個人的には結構のめり込んで一気読み。もちろんネタバレサイトで確認してようやく感嘆(笑)それにしても思った以上の伏線や仕込みはしてあり、なかなか楽しめる。でも映像で見た方が面白いだろうなとは感じた。中でもお気に入りは「ストーカー地獄編」。新幹線なるほど!

2016/05/23

イアン

★★★★★★★★☆☆長江俊和の名を世に知らしめた映像作品の書籍版。不幸の連鎖が止まらない大家族、ストーカーに悩む女性、自殺志願者の自立を支援する団体…。なぜ放送禁止になったのかという受け手の怖いもの見たさの心理を上手く突き、あたかも実際に起こった出来事のように誤認させる映像は当時かなり衝撃的だった。映像→書籍作品なので画面に映り込む伏線を全て反映できていないのは惜しいけど、意味が分かると背筋が凍るような独特の世界観は中毒性があって好き。今ほどモラルを問われることもなく、深夜なら何でもありだった時代の作品。

2021/06/27

Bugsy Malone

以前TVで放映された番組のノベライズ。お蔵入りとなったテープから起こされたルポという体裁の3編の小説。ドキュメンタリーの表層に見え隠れする真実、先に読んだ『出版禁止』同様、読者に任された読了後の考察が楽しい。もう1冊出ている『掲載禁止』も読んでみたい。

2018/05/30

感想・レビューをもっと見る