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かにみそ (角川ホラー文庫)

かにみそ (角川ホラー文庫)

かにみそ (角川ホラー文庫)

作家
倉狩 聡
西島大介
出版社
KADOKAWA
発売日
2015-09-25
ISBN
9784041030134
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かにみそ (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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sea&pink(しーぴん)

可愛い表紙とタイトルのインパクトに惹かれて、以前から興味ありました。でもあらすじ知らずに読んだので「えーっそうくるか?!」って驚きポイントが次々と。表紙のような軽いコミカルな話ではないです。でも「泣けるホラー」でもない。芥川賞向きのようなシュールな作品。寄生獣のミギー思い出しました。蟹という血や心が通い合わない無機質で不気味な、なのに食べると美味という生き物を選んだのは秀逸です。2編目の百合の話も雰囲気があってよかったです。百合の花の美しさや香りは「夢十夜」のように美女の化身や人の情念がとても似合います。

2019/02/16

りゅう☆

無気力な主人公は蟹を見つけ家に連れて帰った。その蟹は雑食?何でも食べ、言葉が分かるような振る舞いをする。蟹が言葉を話すことに気付いた時、何となくそれが当たり前のようで…。蟹の食費を稼ぐためせっせと働き、蟹が吸収した知識が入ってきたり、なんといっても愛着が湧いてきて生活に変化が。そんなある日、恋人を殺してしまう。そしてそれを蟹が食す。それから蟹は人肉の味を覚え、毎日のように人を殺しては食べの日々。やってることはグロいのにお互い思いやりを持つ優しい関係が溢れ出てる。そして最後は愛が溢れてる?!『かにみそ』。→

2018/10/23

オリーブ子

2編のホラー。夫の推薦本。怖かったよ。 「かにみそ」は、美しく小さな蟹と主人公の奇妙な友情…文学的な滑り出しだったのに、育って変化していく蟹の怖いこと。人の言葉は話すけど、怒りがわからない、八百万の神さまみたいな、ドライでチャーミングな蟹の圧倒的な存在感が恐怖を煽る、煽る。ラストが良かった。 「百合の火葬」は、人の記憶や命を吸う百合。こっちのほうが怖かった。母子の情とか、線の細い美しい女性とか、記憶とか、紫の霧とか、百合の香りとかがぐるぐると回る感じ。

2017/05/24

新手田 円花@芸術をも超越する現実☆彡

カニと友情を結ぶ事になる主人公。カニは人さえ食べてしまうけれど「ともだち」は食べない。人の言葉を話しとてもユーモアもある。何となく最後の場面は想像がつくものの描写が切なくなる気持ちの高ぶりに心が熱くなる物語だった。

2020/02/19

machi☺︎︎゛

ホラーってあったけど、ホラーって感じではなかったかな。海辺で拾った蟹との話。いつのまにか友情が芽生えてて、でも蟹と人間の友情がずっと続くわけにはいかなくて、、、最後は何か蟹に感情移入して切なくなった。

2019/01/18

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