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エスカルゴ兄弟

エスカルゴ兄弟

エスカルゴ兄弟

作家
津原泰水
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-08-05
ISBN
9784041032527
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エスカルゴ兄弟 / 感想・レビュー

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starbro

タイトルに魅かれて読みました。津原泰水、初読です。著者は若いのかと思っていたら、私より年上でした。300P強一気読み、本作は螺旋迷笑料理饂飩小説と言った感じです。ソフィー・マルソー(それにしても10代の頃は最高に可愛かった!)のオマージュ小説でもありました。久々、エスカルゴ・ド・ブルゴーニュ(出来れば本物)を食したくなりました!

2016/10/26

❁かな❁

どんどんぱ、どんどんぱってクイーンの〈ウィ・ウィル・ロック・ユー〉が流れ出す♪主人公の尚登の感情が激すると頭の中で流れ出すこの曲。私の頭の中でも何度も流れました♬初めて読む作家さんでしたが楽しかったです‼︎出版社勤務の尚登は突然、違う職種のお仕事に就かざるおえなくなる。グルグル偏愛者で変人の写真家の秋彦と共に頑張る過程が面白い!とにかく料理の描写が丁寧で美味しそう♡エスカルゴ以外の食べ物(チーズキツネなど)を作って食べたくなる♪意地悪な人も出てこず、温かい♡とっても美味しそうで元気をもらえる素敵な作品★

2017/08/28

みかん🍊

読友さんの絶賛で久しぶりに読んだ津原さん、突然出版社をリストラされ何故かぐるぐる写真家秋彦の実家の立ち飲み屋を改装して始めるエスカルゴ店のシェフに出向される讃岐うどん屋の息子尚登、エスカルゴの養殖の工場見学に松阪へ行ったり、伊勢うどん屋の娘に一目ぼれしたり、スパイラルな生活を余儀なくされる尚登と秋彦の家族がみんな面白い、「やっぱり家族」か「それでも家族」のどっちかという秋彦の考えは素敵です。しかし伊勢うどんと讃岐うどんはそんなに敵対していないだろう、どちらも普通にあるしどちらも美味しく頂いてます。

2017/05/03

Yoshihiko

標題で面白そうなので読んでみました。エスカルゴにすごく興味が湧きました。食べたことがあると思ってたのはきっとアフリカマイマイかなぁ?気軽な感じのストーリーが読みやすく楽しかったです。

2016/09/26

charuko

エスカルゴをメインの料理店をつくるという挑戦をする元編集者と変人カメラマン。料理店を起点にいろんな人が登場するのだけど、誰もがちょっとひねくれていて、でも真面目で、そんな会話が楽しい。津原作品に通底する疑似家族というテーマが、コミカルに優しく描かれている。

2016/08/05

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