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戦うハニー

戦うハニー

戦うハニー

作家
新野剛志
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-03-31
ISBN
9784041032633
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戦うハニー / 感想・レビュー

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いつでも母さん

面白かった。あぽやんの新野作家の作風か。男性保育士の成長物語と一括りに出来ない現実感たっぷりの話。職場環境・子供を取り巻くのは子供同士と云うよりは保育園と保育士の立ち位置。そして・・親!時代が既に違うと云ってしまうと身もふたも無いのだろうが、我が子を預けていた時、確かに保育士にも色々な方がいたが(笑)親はここまででは無かったような・・親の中には子供より自分大好きって云うのがいるから余計な事で過剰反応してしまうのかなぁ。子供好き!ってだけで続けられるほど簡単な仕事では無い事は事実だが向き不向きはあるかと。

2016/04/30

ゆみねこ

小規模の保育園・みつばち園に就職した、星野親。女性ばかりの職場で働く男性保育士の成長物語。このみつばち園、モンスターペアレントばかりのようで、園長以下職員の苦労がハンパではない。子供たちの世話よりも親への対応に苦悩している感ありですね。

2016/08/02

Ikutan

大学卒業後、一度会社勤めをしながら、短大に入り直して保育士になった星野。小さな私立の保育園で働き始めた彼の奮闘を描いたお仕事小説。いやぁ、そこには様々な問題が山積。近隣保育園とのトラブル。虐待。モンスターペアレント。子どもよりその保護者の対応に追われる日々。そして将来を考えると公務員を目指すしかないという低賃金。大変ですね。女性ばかりの職場で戸惑いつつも、次第に同僚たちとも心を通わせて、園の危機に立ち向かう彼の姿は好ましく。一生懸命に働く人の物語は読後感がいいですね。テンポよく読め、なかなか面白かった。

2016/06/25

itoko♪

一流大卒、一流企業に就職したが、保育士に転向した ゆとり&草食男子の主人公。単なる一男子の熱血成長憚に止まらず、昨今の保育園事情やネグレストなどの問題も絡め、問題が山積した保育園の実情をさらけ出している。主人公の掴み所のない性格が、ラストまさかのオチに繋がるんだなぁ。登場する子どもが素直で健気で…いちばん心が柔らかい頃の子どもの成長を見守ることが大人の努めなんですよね。

2016/06/29

papako

なんとなく気になって。なんだろう、普通のお仕事小説だと思うんですが、ダメだった。なんか気持ち悪い登場人物が多くて。綺麗事じゃないのはわかるんだけど、なんかね、ダメだった。残念。

2017/04/22

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