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吉祥寺よろず怪事請負処 人待ちの庭

吉祥寺よろず怪事請負処 人待ちの庭

吉祥寺よろず怪事請負処 人待ちの庭

作家
結城光流
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-04-30
ISBN
9784041034675
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吉祥寺よろず怪事請負処 人待ちの庭 / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

本当に怖い事は口に出してはいけない。言葉には言霊という力があるから。名前は一番短い呪。おまじない。だからその名前を呼ぶ度にまじないがかかる。啓介。めざめ、たすける。黄土色の曙光。朝が来た、もう大丈夫だと力強くその名前を呼ぶ。弓弦。ゆみとつる。魔を打ち払う鳴弦のこと。さながらその名は細く鋭い三日月。保。たもつ。平和を。何気の無い日常を。家族を。丹羽。それは赤い翼。紅の羽の様な赤い蓮の事を覚えているか。陰陽師の傍に従った相棒の事を。でも、何があってもここは大丈夫。ここは吉祥寺。天乙貴人の祝福に護られた街だから

2016/06/21

ぽろん

啓介は、憑かれやすいって知ってて、どうしてそっち系の仕事に保を連れて行くのかな。まあ、行かなければ、小説にならない訳で^_^;今回は、言霊という事に考えさせられた。言葉に出す事で、嫌なものを呼び寄せたくはない。昔からの言い伝えは、面倒でも、理由があるんだね。さて、次巻はいよいよ、保自身に纏わる問題が!愉しみです。

2018/03/26

しゅてふぁん

保は自ら巻き込まれに行っているようなもので、色々と危険な目に遭うのはもう仕方ない。啓介さんも弓弦も大変だわ。井戸は怖い。できれば、あまり近づきたくない場所だ。弓弦の着物姿いいな。超絶イケメンの着物姿、ぜひ見てみたい!吉祥寺のお店がたくさん出てきて楽しい。さとうのステーキ、いいなぁ。ジークレフのスコーンも気になる。スパ吉のミートソースも食べてみたい♪次巻も弓弦の食べ歩きが楽しみだ~。

2016/06/28

ダージリン

怪事に巻き込まれがちな保くんに対して、陰陽師でもある啓介さんだけでは物足りなかった(笑)。ですが2巻目から弟の弓弦くんが登場して、なんでもお見通し感が凄くて、怪事の説明も(前より)してもらえるようになりました。怪談テイストのお話なのに、妙にグルメなシーンが多くてそれも良かった~。続き、待ってます!

2016/05/25

Piichan

久世弓弦(くぜ・ゆづる)のお坊ちゃんぶりがよく描かれていました。表紙に描かれている弓弦を見たときは女性かと思いましたが男性なのですね。表紙の弓弦は美形で裸足なのでかわいらしい感じがしました。ピンク色を使ったタイトルもかわいらしさを演出しています。それだけに挿し絵がないのが残念に思いました。

2017/04/08

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