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日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた

日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた

日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた

作家
嶌信彦
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-09-30
ISBN
9784041035375
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日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた / 感想・レビュー

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1966年の大地震でタシケントの街は全壊した。日本人捕虜が作ったナボイ劇場だけは微動だにしなかった。捕虜達の戦後最初の目標は無事に日本に帰ることであった。「雑にやればノルマは達成できるが、丁寧にやっていたらノルマの量まで行きません」恵まれない環境下でも、「世界に引けをとらない建築物をつくるんだ」劇場の完成を見届けたいと帰国のチャンスまでも断る。与えられた仕事に誇りを持つ。同じ日本人として、頭が下がる。またウズベク人もソ連兵にバレぬように、食糧を差し入れたりと厳しい中にも、人種を超えた交流も暖かい。

2019/09/19

プル

祖父がロシアで捕虜になっていました。多くを語りません。この本で中心で書かれなかった班だったのでしょう。ロシアでは、大豆を両手に一杯を一日にあてがわれたと聞いています。それだけでは、病気になるのがわかっていたので、祖父は周囲の人たちに、外で生えているこの草も食べろと伝え、生き延びれたようです。祖父は無事に帰ってきました。この本の中にあるように、日本兵の意気込み・生きざま・心根にあるもの、「和」を大事にすること…伝えていきたいものです。

2018/02/21

ちゃんみー

きっと辛いこともいっぱいあったんだろうと思います。でも、写真で見るような素晴らしい建物を“捕虜”という生活の中で建てたということが素晴らしい。今までソ連へ連れられていった人は悲惨な労働に従事させられていたとばかり思っていました。必ずしもそうではなかったんですね。それもこれも永田さんがいたからだろうと思います。そして、ソ連の人もいい人がいたんだなぁということでホッとしています。人類みな兄弟!平和が一番!

2020/02/18

おかむら

ウズベキスタンの首都タシケントにあるナボイ劇場。1947年に完成した旧ソ連の4大劇場のひとつとされた壮麗なオペラハウス。この建設に関わったソ連の捕虜となった日本兵たちのノンフィクション。中央アジアもかつてはソ連。シベリアだけでなくいろんなとこに行かされてたんだな日本兵。収容所の暮らしぶりが興味深い。ただ劇場建設の技術や工夫の方面があんまり伝わってこないのは残念。戦後70年も経ってるから当事者から直接話聞けないのでしょうがないけども。また各人の手記から引用してると思われるため重複多し。

2015/12/02

ベルるるる

たった24歳の元大尉に率いられ、無事に日本に帰国するまでと、過酷な環境の中、手を抜くことなく精一杯、自分達にできる事をした捕虜の日本兵たち。読みながら、涙がこぼれてしまいました。

2016/03/31

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