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明日の食卓

明日の食卓

明日の食卓

作家
椰月美智子
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-08-31
ISBN
9784041041048
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明日の食卓 / 感想・レビュー

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ウッディ

あすみと優、留美子と悠宇、加奈と勇。イシバシユウという同姓同名の小学3年生の男児のいる3組の親子。収入も家庭環境も家族構成も異なる3組の家族の出来事が、母親の視点から語らる物語。順風に見える家庭にも、問題が起こり、ひとつ間違えば、虐待で子供を殺してしまうかもしれない。そんな危うさを抱えている。個人的には加奈と勇の親子を応援していました。今の幸せを感謝しないと‥。。そんなことを考えながら、一気読み!とても面白かったです。

2017/10/25

風眠

子供は天使だったり悪魔だったりするし、母親だって聖母にもなれば悪母にもなる。虐待の報道があると親を非難するが、そこに至った内情を想像してみた事はあっただろうか。私が子供の時、何の疑問もなく親の言うことは絶対正しいと思っていた。今は、絶対正しいとは思わないけれど。この物語には3人のイシバシユウ君が登場する。ユウの闇に気づかない母親、怪獣化するユウに手をあげる母親、ひとりきりでユウを育てる母親。それぞれの明日の食卓を、無事に迎えられますように。そうして毎日が続いていって、つつがなく日々を、過ごせますように。

2017/02/06

fwhd8325

どうにも辛い物語。苦しさが募ってきます。情報が溢れるくらい豊富なのに、どんどん視野が狭くなっている社会をリアルに描いていると思います。互いを思いやる家族も描かれているけれど、みんな〈自分〉しか見ていない。妙なステレオタイプの家族だけでないだけに、本当に苦しく、恐ろしい。突然の変貌など、戸惑う面もあるのだけど、人間の、日常の些細な脆さにとても説得力を感じました。

2017/04/12

ケンイチミズバ

普通の人々が心と懐に余裕を失い、家族がおかしくなり社会もおかしくなっているのだと思う。フィクションだけれど現実はこのとおりなのではないかと思った。この物語では男はどれもだめ、女がとても苦しんでいる。男が外で働いている様子が表現されてないが、男は仕事に逃げることができ、女はそうはいかない。聞分けのない子供、問題児、親の介護、夫の浮気、そして自分も家計を支える。シングルマザーの優しい息子、児童相談所の女性ら正しい存在がわずかに救いだったが、解雇され誘われた風俗の仕事に気持ちが揺らいだのも共感でき、辛かった。

2016/12/08

takaC

読み終わった後に振り返ってみると、はじめのページとは無関係な話を300ページも読まされてたのかと幾分虚しくなる。何をボケてたのか3人ともイシバシユウくんだと気づかずに読んでたせいだろうか?

2017/02/07

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