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一私小説書きの日乗 遥道の章

一私小説書きの日乗 遥道の章

一私小説書きの日乗 遥道の章

作家
西村賢太
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-06-01
ISBN
9784041042021
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一私小説書きの日乗 遥道の章 / 感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

西村賢太日記2014年6月20日~2015年6月19日。私は賢太さんに憧れている。私より歳上の西村賢太が、毎日昼頃起き、風俗に行き自慰をして、小説を書き、酒や肉類やインスタント食品を鯨飲大食し、喫煙し、早朝から晩酌をする。私もこんな毎日を送りたい。この本は今までの日記以上に食事記録だらけに見えたが、詳細には書かぬ悩みやスランプがわかる。稲垣潤一と飲んだ後に藤澤清造の終焉地で気付く己の悩みの理由。その後に訪れるスランプ。気楽な生活に見えて実は孤高孤独の暮らしなのである。これからも西村賢太を読み続けたい。

2016/08/18

おかむら

大食い日記も4冊目。相変わらず「信濃路」に行ってます。あと買淫のあとの喜多方ラーメン大盛り。今回は家呑みに手製のおかずが度々登場。そしてちょいうまそー。買淫の「一応の当たり」「それなりに当たり」ってとこオカシイわ。

2016/06/21

そうたそ

★★★☆☆ 日記文学とあるが、まあただの日記である。著者のファン以外は恐らく誰も読まないであろう。その日の仕事内容、食事内容等々がただただ綴られていくだけで、たまに書き留めておくような出来事があれば、軽くそれに触れられる程度。今回はどうやら「サイゾーウーマン」の記事にお怒りだったようで。「疒の歌」が全然売れておらずTV出演も効果なしとの記事に、そもそも「疒の歌」に限らず「苦役列車」以外は全く売れてないんだと開き直って逆ギレするあたり最高である。やはり一冊に一回くらいはこのキレっぷりを見たいものだ。

2016/06/28

Kei

初読み。日記文学が好きなので。レビューを読むと、みなさんコアなファンのようで恐縮です。マスメディアから、ちょっとキモい芥川賞私小説家の印象でしたが。ある意味、真摯で純粋。創作への取り組み、テレビ出演に対する相半する考え、嫌いな編集人への憎悪、恩人への終生の感謝、自堕落でいながら規則的な生活。借読、当たり。(笑)失礼しました。

2016/09/23

抹茶モナカ

西村賢太さんの日記シリーズ。寿司を毎日のようにモリモリ食べるところに、西村賢太さんは金持ちになったんだな、と実感。ジャンクな食生活から、少し手の込んだ物へ食べる物が変わった印象。良い中年なのに、風俗に行くのも、元気で羨ましい。すらすら読めて、何となく刺激を与えられる不思議なシリーズ。

2017/05/05

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