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真紅の人 新説・真田戦記 (角川文庫)

真紅の人 新説・真田戦記 (角川文庫)

真紅の人 新説・真田戦記 (角川文庫)

作家
蒲原二郎
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-06-18
ISBN
9784041043639
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真紅の人 新説・真田戦記 (角川文庫) / 感想・レビュー

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木賊

徳川に家族を惨殺された佐助は、久蔵を助けた縁から真田信繁と知り合い、真田組の一員として大坂夏の陣・冬の陣に参加する。解説によれば徹底的な調査と取材の上で書かれた作品との事で、諸所で俗説とは異なる説を積み重ね、確かにこれまでに読んだ真田丸関係の小説とは、ちょっと異なる雰囲気の作品になっている。終章のどんでん返し(?)がとても良かった。

2017/09/30

やま

悲壮美のある英雄物語と、土俗的な風俗の描写と、血生臭い戦いのシーンがそれぞれを際立たせていた。最新の研究成果をふまえた上でここまで面白く仕上げたのはすごい。巻末の平山優氏の解説も良かった。

2016/12/28

げんしん

本の帯にもあるように全く新しい大坂の陣を描いた作品。主人公は佐助という人物。しかし、皆さんが1番に想像する、忍者猿飛佐助とは別人であり、関ヶ原で活躍したある有名な大名の息子。父や母の仇を討つために大坂城に入城し、信繁や大助とともに奮戦、いろいろな登場人物と助けあい時にはぶつかりながらも成長していく。序章は大坂の陣から三年後の陸奥の国から始まりますが、がっつり物語にひきこまれました。最後の終章まで読み進めた時には鳥肌が立ち、涙がでました。

2016/07/10

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