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マツリカ・マハリタ (角川文庫)

マツリカ・マハリタ (角川文庫)

マツリカ・マハリタ (角川文庫)

作家
相沢沙呼
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-08-25
ISBN
9784041046159
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マツリカ・マハリタ (角川文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

これまた一気読み!マツリカさんの妖艶なる魅力の虜と化してしまってます😳そんなシリーズ第二弾では、学校で亡くなったと噂される『1年生のりかこさん』を軸にしながら4話の短編作で構築されていく。どの物語もミステリとしても面白いが、なにより相沢先生の見せ方の上手さに脱帽!やっぱりそういう疑念を抱いちゃうよねと思いつつ、最終話でしっかりとしたオチをつけてくれた!柴犬君もまずは一安心できたのではないかな。これからも御主人様の御加護の下に“神秘の領域”を拝める日が訪れる事を心より祈っております!

2023/11/02

芳樹

【再読】2年生になっても相変わらずウジウジした柴山君と、魔女的美女マツリカさんの学園コージーミステリ。自殺した女子生徒の霊『1年生のりかこさん』のエピソードを背景に含みながら進む、4編の連作短編でした。1話ずつ積み重なる謎が最後に一気に解かれ、この構成は本当に巧いなと思いました。進級して柴山君の周りも随分温かい雰囲気になってきたのに、内面の成長が追いついていませんね…。それでもマツリカさんとの距離は縮まってきて、読後には心温かくなりました。そして今回も相沢氏のふともも愛が大いに感じられるのでした。

2018/11/15

papako

やっとシリーズ2冊目。『一年生のリカコさん』にまつわるあれこれ。柴山くんはうじうじめそめそしながらも、学校に居場所ができていく。もう写真部入っちゃえ。新たなテンプレキャラたちが増えて、学校の怪談も難易度があがり、マツリカさんの女王っぷりもハンパない。まさかマツリカさんは幽霊?ストロベリーの香りの幽霊なら食べちゃわないと。柴山くんの妄想というか、マツリカさんの描写、とんでもなく艶っぽくなって、たまらない。そしてきちんと伏線回収されてストンと落ちる。気持ちいい読後感ですね。

2021/03/02

三代目けんこと

「日常の謎」を解いていく「古典部」とは、また違った面白さ。これにハマる自分って、ドM…(笑)。

2020/09/03

キナコ

相変わらずのドSっぷりが見事なマツリカさん!この作者の女体にたいしての表現のエロっぷりは脱帽。振り回される柴山が可哀相でもあるが可愛いような気もしてくる(笑)青春時代の孤独さ、自分の存在証明、アイデンティティーの確立…読んでいると自分の青春時代の気持ちを思い出すような心理描写が多いところが、私としては魅力的。結局今回もマツリカさんの正体はハッキリとはしなかったが、次回作で判明してくれると嬉しいなぁ。

2022/07/09

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