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喧嘩

喧嘩

喧嘩

作家
黒川博行
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-12-09
ISBN
9784041046210
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喧嘩 / 感想・レビュー

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starbro

黒川博行は、新作中心に読んでいる作家です。疫病神(桑原・二宮)シリーズは、直木賞受賞作「破門」に続いて、2作目です。純然たるエンタメ小説、350P強一気読みです。少し出来過ぎ感もあるし、今回の事件では主人公二人の命がなくなってもおかしくない様な気がしますが、充分楽しめました。「破門」よりも出来が良いのではないでしょうか?

2017/01/12

サム・ミイラ

腐れ縁というものはあるのだろう。前作で二蝶会から破門された桑原と二宮の関係は切れてはいなかった。今回のシノギは国会議員の私設秘書と新興の組とのゴタゴタのサバキ。政治の裏側を黒川流に解説してくれる。エグいのなんの。前作を上回る面白さ。二人の会話のえげつなさは言うに及ばず。ヘタレ二宮の図々しさと桑原の切れっぷりに思わず「おかえり!」と言いたくなる私。おまけに恋の予感までついてくるし。けれども一番パワーアップしたのはインコのマキの可愛さだったような気がします(笑)

2017/03/29

いつでも母さん

疫病神が帰ってきた~!ただただエンタメとして面白く一気に読了!インコのマキちゃんもいい味出していて好きだなぁ。しかし、893を手玉に取ろうなんて政治家って、もう終わってるね(汗)まだまだ続編が出来そうで、楽しみにしたい。頭をからっぽにして読むことをお勧めしたい。

2017/01/24

ナイスネイチャ

図書館本。疫病神シリーズ6作品目?選挙がらみの作品。もう桑原、二宮コンビは健在!!二宮のグズっぷりと以外と知的な桑原が垣間見えます。ただ今回は桑原がおとなしめかな?

2017/05/27

reo

相変わらずのへたれの二宮と疫病神の桑原のコンビ。今回も笑わせてくれます。二宮「さすが桑原さん。なにごとにも抜け目がない」桑原「なんべん教えたら分かるんじゃ。抜け目やのうて、抜かりや。日本語は正しく使えよ二宮君」とか「おまえ、食うたあと、歯も磨かずに寝るんか」二宮「そんな習慣はないですね、子供のころから。気は弱いけど、歯は強いんです」桑原「おまえやろ。”頭はコンニャク・尻の穴ブリキ”いうのは」ヤスキヨ漫才を彷彿させるボケとツッコミ。黒川センセこのふたりの掛合いに命かけてまんな。今回も楽しまさせて貰いました。

2017/04/12

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