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猟師になりたい!2 山の近くで愉快にくらす (角川文庫)

猟師になりたい!2 山の近くで愉快にくらす (角川文庫)

猟師になりたい!2 山の近くで愉快にくらす (角川文庫)

作家
北尾トロ
日高トモキチ
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-10-25
ISBN
9784041047736
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ジャンル

猟師になりたい!2 山の近くで愉快にくらす (角川文庫) / 感想・レビュー

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saga

前作を読んでからどれくらい経ったろう? 本作では、2シーズン目に入った狩猟の奥深さと、有害鳥獣駆除の問題が掘り下げられる。害獣駆除に対する報酬(補助金)で生計を立たせることは、方法論として疑問が残る。狩猟だけで生活するのは難しい。著者は趣味と少しの実益を兼ねた狩猟生活が実現できているが、職業としての猟師とその周辺という実例も書かれている。本作もさることながら、裁判傍聴や町中華など多彩な趣味の著者だが、それぞれの著作がネタかぶりしていないのがすごい。

2020/06/20

niz001

がんばってるなぁ。周囲の理解と何より楽しんでるのが伝わる。獲れなくてもw。

2017/11/04

Tomomi Yazaki

トロさんは本当に猟師が好きなんだなあ。やっと取得した猟師の免許だが、初年度の成果はなんと零。獲れても獲れなくとも負け惜しみではなく、狩りの全てが好きなのである。さすがに今季の目標は鳥5羽。それでもかなり高いハードルだ。私事だが、呑み仲間が猟師になって、とうとうジビエも扱うレストランを始めてしまった。そのジビエ料理はここでは言い表すことのできないほど美味かったことは言うまでもない。言うべきにもあらず。ところでトロさんの成果は、整備不良が発覚した空気銃ながら、1羽獲れたのだ。狙いが外れたにもかかわらず・・・。

2018/08/09

yamakujira

シリーズ2作目。一念発起して狩猟免許を取得、空気銃を入手して師匠に学びながら猟果ゼロに終わった1年目を描いた前作は、獲物を獲ったことのない猟師の話だった。そして、2年目を報告する今作で初めての猟果は、なんと表紙絵の通りバンだった。今シーズンはそれから次々に撃てるのかと思ったのにそれっきり、知らないうちにスコープが狂ってたってオチも、初心者猟師の苦労としておもしろい。バンは狩猟対象なのにオオバンは狩猟禁止ってのも不思議だけれど、バンってどんな味がするのだろう。さて、3年目はどうなるのかな。 (★★★☆☆)

2019/03/05

びぜんや

今回は新米猟師のトホホな日常に加え、山と一緒に暮らそうとするさまざま人々が紹介され、新聞記事っぽく手堅くなっちゃったな、という印象があります。元信州民の視点からすると、この本で紹介されている方々の活動が市街地にいる我々にどれだけ知られているか、そこに距離は、壁はないか、というのが気になる点。山の近くに暮らしているからこそ、山との距離感、自然との距離感をもっと近づけたいと思わされる本でした。★★☆☆☆

2024/01/05

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