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ダークタワー VII 暗黒の塔 下 (角川文庫)

ダークタワー VII 暗黒の塔 下 (角川文庫)

ダークタワー VII 暗黒の塔 下 (角川文庫)

作家
スティーヴン・キング
風間賢二
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-10-25
ISBN
9784041049747
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ダークタワー VII 暗黒の塔 下 (角川文庫) / 感想・レビュー

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春ドーナツ

覚書。「壮絶な旅の果てに待ち受けるのは、希望か、絶望か―」(帯の惹句引用)*目分量で今日中に読破できるなと考えた瞬間から心拍数が上昇した。ゴールの白線が見えてきた高揚感と結末に対する緊張感が「いつもの」読書を妨げたのだ。数年前なら「読んだどー!」と波止場で両腕をYの字に広げて叫ぶところだけれど、今も通用するのかよくわからない。東映映画のオープニングみたいに白波がザッバアーン、とかね。訳者が指摘するふたつの賛否両論点。私はOKです。カリフォルニア・ロケットは塔のてっぺんに着陸することなく今も飛び続けている。

2022/10/27

太郎丸

読み終えた後に湧いてくる感情が幸福感や達成感ではなく無情感というのは読書体験としてどうなのかと思うが、キングの言うように物語は結末ではなく、過程こそ意味があると考えれば、この無情感こそ作者の術中に見事にはまった証拠と言えるのかもしれない。そういう意味では、このシリーズとの出会いは決して悪いものではなかった

2018/03/08

Sunlight

ついに全巻読破しました。。。全14巻、7,536ページ、2年がかりでした。 2年前に読み始めて途中ほかの本読んだり、資格の勉強したり、読む意欲と気力をなくしサボったり(笑)で、ようやく終わりました。 キングファンでも全巻読んだ人は少ないのではと勝手に想像してほくそえんでます(笑)

2020/01/11

どどんぱ

1巻の時点ではなんとなく感情移入しきれなかったですが、巻を重ねるごとにはまりこんでいきました。終盤のカ・テットの仲間たちの運命には、本当に目頭が熱くなりました。ラストのローランドは何だか可哀想、あまり好きな展開ではありません。映画は予告編を見る限り、アクション映画としては面白そうなんだけど、原作への愛が少なそう。

うーちゃん

新潮文庫版で最終巻が出たのは2007年1月だったので、10年半ぶり2度目の読了となった。荒唐無稽な作品が多いキングの著作の中でもとりわけトンデモない舞台設定であり、ダントツに長い作品でもあるが、本当に読ませる。最終の第7部で、強い絆で結ばれた旅の仲間が次々に舞台から消えていく度に、今回も目頭が熱くなった。3人+1匹の主人公たち以外にも、陰日向になって旅を支援してくれる人物が次々に登場しているのも本書の魅力だと改めて気づいた。この長大シリーズをよくぞ復刊してくれた、角川文庫編集部にサンキャーと言おう。

2017/11/11

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