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九十九怪談 第八夜 (角川文庫)

九十九怪談 第八夜 (角川文庫)

九十九怪談 第八夜 (角川文庫)

作家
木原浩勝
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-05-25
ISBN
9784041051962
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九十九怪談 第八夜 (角川文庫) / 感想・レビュー

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坂城 弥生

「反対」おばあちゃんの知恵ならぬ、お母さんの直感。「タクシー その二」おばあちゃんのこだわりかな?カーナビが反応するのが現代っぽい。「お経を笑った時」罰当たりだったね。「寸志」跡継ぎへの期待とご褒美かな。「煙草」強い戒め。信心深いおじいちゃんなんだね。

2021/01/08

ねりわさび

取材する側の苦労は理解できるのですが前半部の先祖霊たちに体験者が呪われたような話を美談にしている流れや、口語体で語りたいという意義もわかるのですがいちいち擬音で表現するシーン解説が多く、あまり良質の怪談本とは評価しにくい書籍でした。たまたま八夜だけがそうした構成なのかもしれませんが、少し作品的に難を感じました。

2020/06/21

p.ntsk

共読反映の為登録。初めてのシリーズ。99話の実話怪談集。実話怪談なので話の脈絡とか明確なオチがある訳ではない。怖いものもあるけど夢でも見ていたのではと思うような奇妙な話が多い。私は信じる方なので頷けるものもあったけどそんなこともあるのかなと思うものもあった。こういった現象は体験者の主観によるところが大きい。同じ場所にいて同じ体験をしても同様に感じる場合もあれば違った感じ方をする場合もあるし全く感じない場合もある。受け手次第のところもあるし多様で摩訶不思議な世界だと思う。

2017/08/20

クナコ

第七夜に続き初読。前半は乗り物や移動に関する怪異が多い印象。後半は前作で紹介された松江のイベントの際に取材された体験談と、ハワイ、タイで取材された話がそれぞれまとまって紹介される。個人的には怪異の舞台も年代も、完全なオムニバス式で紹介される方が好ましい。ただ怪談話は取材時=事象の発生時期ではないので、一斉に仕入れられた話でも、様々な時代の話に触れることができる。だからその点はいつでも期待して読むことができる。

2018/09/13

シン

D評価。 単純に怖い話が少ない。 10話もないんじゃなかろうか。 怪談とはなんぞやという定義話はさておき、 少なくとも私の求める怪談シリーズではなくなったなと。 でもまぁ次も買ってしまうと思うが。 それにしても 怖くないのにゾワっと身体が反応する話はなんなんだろう。 不思議だ。

2017/08/19

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