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笑え、シャイロック

笑え、シャイロック

笑え、シャイロック

作家
中山七里
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-05-31
ISBN
9784041054048
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笑え、シャイロック / 感想・レビュー

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starbro

中山 七里は、新作中心に読んでいる作家です。「ヴェニスの商人」に因んだタイトルだと思いませんでした。面白くなくはないですが、山賀ではなく、結城ではキャラが弱く主役としては荷が重すぎます。著者としては凡作ではないでしょうか?

2019/07/04

しんたろー

池井戸さんの得意分野だが、似て非なるサスペンスミステリに仕上がっていた…債権回収部署の主人公・結城の成長物語として面白く、特異なキャラを付けた初代「シャイロック」を早めに退場させてしまうのも潔い。連作形式なので各話のエピソードをサクッと読めるし、長編として筋が通った謎で興味を惹きつける…著者らしい、どんでん返しも用意されていて「中山版銀行員物語」として楽しめた。『ふたたび嗤う淑女』の教団が登場しているのもファンとして嬉しい。企業ものとしては軽いので評価は分かれるだろうが「結城シリーズ」として続けて欲しい♬

2019/09/03

ウッディ

渉外部への異動になった銀行マンの結城は、ベニスの商人に登場する金貸しシャイロックの異名を持つ凄腕の債権回収担当、山賀に出会う。中小企業、新興宗教、ヤクザのフロント企業、焦げ付いた不良債権を奇想天外な方法で回収する銀行マンの活躍や無責任で保身に走る上司の存在は、まるで池井戸潤さんの小説のようだけど、山賀が殺されるあたりが中山さんらしさか?殺人がなくてもお仕事小説としてちゃんと面白く、中山さんの幅広さを感じさせます。またどこかで、シャイロック結城の活躍を見てみたいと思わせる内容でした。

2019/10/12

Yunemo

銀行の債権取り立て部署に回された結城氏の成長物語と捉えて。難易度が高くなっていく過程での解決策発想がなるほどと唸らさせられて。回収不可能案件を知恵と度胸で解決していく様は何とも言えずに爽快感が残ります。とは言え、銀行組織のある意味特殊な中身も記されて、こんなものか、と頷けます。でも、成長するための教育異動という面、この辺りは実際にあり得ることなんでしょう。本作、残念なことが一つ。銀行の闇を握っているといわれる山賀氏、あっという間にいなくなっちゃって。この闇の引継ぎ部分をほんとは知りたかったかな、との想い。

2019/06/16

タイ子

シャイロックと聞けば、どうしても映画「ヴェニスの商人」のアル・パチーノの名演技を思い出してしまう。この世で一番大事なものはカネを信条に債権の回収に勤しむ銀行の渉外部課長代理、山賀雄平。その部下になった結城が山賀の取り立て方法に畏敬の念を覚えたと思ったら、山賀が何者かに刺殺される。これから山賀の超ド級な回収方法が楽しめると思ってた矢先ビックリだわ。ま、そこから後継者として結城の山賀仕込みの仕事ぶりが楽しめることにはなるんですが。揶揄と皮肉たっぷり、少しのユーモア、最後にどんでん返しとくれば七里さんでしょう。

2019/07/28

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