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PTAグランパ! (角川文庫)

PTAグランパ! (角川文庫)

PTAグランパ! (角川文庫)

作家
中澤日菜子
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-03-25
ISBN
9784041055014
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PTAグランパ! (角川文庫) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★★★20119【PTAグランパ! (中澤 日菜子さん)】武曾家(じぃじ 勤:主役、ばぁは 幸子:じぃじの妻、都:じぃじの娘、友理奈:都の子)を中心として、PTAで繋がりあった人々との人間関係等を描いた作品。PTAというと何となく遠慮したくなるものですが、この作品を読んだ後はPTA活動のイメージがちょっとだけ変わっているかもしれませんよ。本作品、友理奈ちゃんが可愛くって〜やっぱり子供の元気な笑顔や明るい声って家族を照らす『太陽』ですね。じぃじも分かりやすい性格で、いかにも昭和時代〜。面白い!おすすめ!

2020/11/23

5 よういち

定年退職した武曾勤は、娘・都がくじで引き当ててしまったPTA副会長の大役を孫娘・友理奈のためと一念発起し引き受ける。仕事一筋で家族を顧みず大企業の部長職にいた勤は、これまで自分が生きてきたやり方でPTAに取り組もうとする。金髪頭の織部結真PTA会長や気弱な内田順子副会長、吉村雅恵会計監査らに翻弄されつつも、家族や自分と向きあっていくことで仕事をやり遂げていく◆ これは面白かった。各登場人物が適度に個性的で、ユーモア溢れる表現が随所にある。勤がこれまでの生き方を自省していくところは身につまされた。

2018/07/14

papako

単行本から気になっていて。よかった!思ってた以上に楽しめた。定年退職した勤は孫娘のPTA役員になる。男性社会で生きてきた勤は母親達の顰蹙をかってばかり。。。くそ真面目で融通がきかなくてまっすぐな勤。彼が変わることもなく、PTAの仕事が良くなるわけでもなく、母親達と和解することもないけれど、それでも一つの組織として一年間が過ぎていく。結論はないけれど、勤の『やってよかった』が聞けてよかった。そして若いパパ会長の『できることはなんでもやろう』効いたなぁ。あー、読んでよかった!

スミレ

ドラマ化を機に読みました。 仕事が忙しい娘に代わって、孫のPTA役員を務める羽目になったおじいちゃんの話です。 母親たちの言葉、「まじで」「ウケる」などの言葉遣いには嫌悪感。 でも、ラストでの子供たちの成長や、親達の心情の変化などには感動し、心地よい読後感でした。

2017/06/14

さくさくと♪ヒトの子がいないので体験できない世界だわ。大変そうですねぇ(^^;宮川一朗太さんの解説にニマニマでした、俳優さんが会長さんだったら役員に立候補しちゃう方いそうよね。

2017/12/01

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