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鹿の王 4 (角川文庫)

鹿の王 4 (角川文庫)

鹿の王 4 (角川文庫)

作家
上橋菜穂子
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-07-25
ISBN
9784041055106
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鹿の王 4 (角川文庫) / 感想・レビュー

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SJW

ついにヴァンとホッサルが対面。早く会ってほしかったがやっと実現。それにより今回の事件の全貌が分かってくる。「鹿の王」の意味も何となくしかイメージしていなかったが、今回その意味も明かになり話の展開が徐々にで見えてくる。最後の幸せなシーンが書かれておらず、読者の想像に委されているので少し不満だが、書かれていれば読後感はもっと良いと思う。しかし架空の国や民族の話なのだけれど、これほど引き込まれるのは病気やウィルスの話、動物や人間社会の描写にリアリティーがあるからかな。

2017/12/24

ミュポトワ@猫mode

鹿の王の文庫本、最終巻です。超絶に面白いかったです!解説読みながら鹿の王ってこういうことか…って一瞬同じ解釈をしたけど、やっぱ違くね?って思います。ヴァンは集団のために動いてるように見えて、実はあっち側を見たんじゃないかなって思います。共存から身を引く的な…うん、もうヴァンがかっこよすぎてさ、なにこのThe憧れ王道的な人wそして、ユナが可愛すぎてねw甥っ子に会いたくなっちゃったwあとこの本、多分再読すると印象変わるよねって思います。内容知ってから読むとまた考えることが変わって来そうなので、後で再読します

2019/01/11

あきら

異世界を舞台に生命の本質的な関わり合いを感じた壮大なファンタジー。 2人の主人公の視点から進められる物語があるところで交錯する。その出会いの場面は本当に素晴らしい描写で最も印象に残ったシーンでした。 そして、クライマックスは鳥肌が立つほどの興奮でした。 読み終わるのがあまりに寂しい、大満足の作品です。

2021/12/27

青蓮

医学ミステリー仕立てのファンタジー最終巻‼「獣の奏者」より光を感じる終わりだったけど、涙なくして読めませんでした。「鹿の王」の意味…ずしりと大変重たいです。上橋菜穂子のファンタジーにはよくあるパターンですが、血の繋がりのない赤の他人同士が家族のような絆を育んでいく、温もりのある物語って良いですね。好きな人は好きになれる1冊だと思います。

2017/08/14

扉のこちら側

2018年283冊め。タイトルの巧さ。鹿の王を称えつつ、作中ではその生きざまを選べる者とそうでない者がいるのだと示される。結末で、彼は一人で駆けて行ってしまうのかと、その孤独を辛く感じたが、ユナの存在と彼が築いてきた関係性が彼を孤独にはさせないという希望があり救われた。

2018/07/08

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