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娘役 (角川文庫)

娘役 (角川文庫)

娘役 (角川文庫)

作家
中山可穂
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-07-24
ISBN
9784041057162
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娘役 (角川文庫) / 感想・レビュー

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エドワード

ヤクザの片桐蛍一が標的の組長を追って入り込んだのは宝塚大劇場だった!なんなんだ、ここは!ベルサイユ宮殿か!そこで片桐の顔めがけて飛んできた一足の靴、その靴が彼の人生を変えた。極道の世界と宝塚の世界を往復する物語、だがそこには意外と共通点があった。厳格な上下関係、組というチーム、そして「品格、行儀、謙虚」。靴の持主、娘役の野火ほたるを密かに応援する片桐がいじらしいが、客観的にはギャグにしかならない、哀しい喜劇だ。三年前、初めて観劇した大劇場、銀橋や大階段が目に浮かぶ。この物語ではハッピーエンドは望めないな。

2019/04/03

はっち

「男役」に続く中山可穂さんの宝塚シリーズ第2弾!今回は娘役にスポットライト当たってるもどっぷり宝塚目線ではなくファン目線もあり更に読んでいて楽しかったです しかもそのファンがヤクザの親分って所もミスマッチでおもしろい!強面のおじさんが宝塚でときめいてる姿を想像しただけで顔が綻びます!そしてレオン様の登場にも顔が綻びました!次は銀橋だわ!

2019/03/11

ヒカル

宝塚では男役にスポットが当たりがちだけれど、実はその男役を支えているのは娘役。本作では、新人公演で若くして抜擢されるも、辛酸をなめることとなる、可憐な娘役ほたると、ひょんなことからほたるのファンになってしまったヤクザ片桐を描いています。ほたるの描写の中では劇団の裏側や、ジェンヌさんたちの苦悩がリアルに描かれていて、ますます応援してあげたくなりました。 片桐サイドのストーリーもかなり興味深い。仁義の世界で生きながらもヅカオタのムッシュと片桐。ヤクザだって綺麗なものは好きですよね? 結末が衝撃。

2019/03/08

首に手を掛けようとした瞬間、飛んできた靴。孤独なヤクザはひとりの娘役との出会いによって人生を変えられる。ヤクザとタカラジェンヌの視点で語られるそれぞれの十年。恐れていたことが起きてしまうのではないかと、左手のページが少なくなるたびに、祈るような気持ちで文字を追った。読後は切なくどうしようもない気持ちになった。『男役』にも出てきたレオンさんがあまりに素敵でときめいてしまう。会話劇がおもしろくて、終盤の花男語りは声を出して笑ってしまった。幻の男と幻の少女の世界。男役と娘役の関係って、まるで恋みたいね。

2019/02/22

Ciel

宝塚とヤクザ。なかなかというか結びつきそうもない2つの世界がどんなふうに繋がるのかワクワクしながら読み進めることができた。一つの事に真っすぐに挑戦している姿は周りをどんどん変えていく。素敵な方に。ただラストがあまりにも呆気なくて少し残念。

2019/07/20

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