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長兵衛天眼帳

長兵衛天眼帳

長兵衛天眼帳

作家
山本一力
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-05-31
ISBN
9784041058763
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長兵衛天眼帳 / 感想・レビュー

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ひらちゃん

図書館の新書から一番乗り。老舗眼鏡屋のあるじ長兵衛が家宝の天眼鏡で江戸の謎を明かす。長兵衛の真贋、目明しの新蔵の人柄。気持ちがいいです。話の糸はたやすく解けはしても読ませます。ドラマになったらさぞかし面白いんだろうな。と、一人ニヤニヤ。続編希望です。

2018/06/27

タイ子

一力さんらしい男気が感じられる作品。天眼帳とは江戸の眼鏡屋の主長兵衛が商いの他に頼まれごとを手助けする時に、内容を記しておく覚え書き帳。殺人事件や大店の主の跡目を狙う兄弟間の遺言状の真贋を見極める謎解きはなかなか面白い。天眼鏡が謎を解くってなるほどねって感じ。当時の江戸での商家の風景、大店で働く小僧たちの生き生きとした姿、江戸の季節のうつろいが目に浮かぶように楽しめる作品。長兵衛もすごいけど、岡っ引きの新蔵親分の働きぶりも見事なり!それにしてもいろんな題材で楽しませてくれますね、一力さん。

2018/10/24

田中寛一

江戸時代を背景にした作品。長兵衛が天眼鏡を使いながら推理を働かせ、事件を解決していく。同心・岡っ引きや商いの様子など細部まで生き生きと描かれていた。この作家さん、ひょっとしてその頃から見てたのでは?サマータイムなんて江戸時代の人はとっくにやってたんだ。人情たっぷりに事件や困りごとを解決していくのが心地よかった。2話目の書残しの本物の証を長年続けていた主の用心深さとそれを確かめた長兵衛たちに拍手喝采だ。江戸時代の刻の数え方が面白い。

2018/11/04

Book Lover Mr.Garakuta

【図書館】【速読】:面白いけれ度。評価し辛い本であると言う事で、★3/5くらいの評価

2022/05/14

ドナルド@灯れ松明の火

新しいプロットかと少し期待したが、天眼鏡というだけでやはりマンネリは否めない。このようなストーリー展開では、他の時代小説作家には負けるね。

2018/11/25

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