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営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)

営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)

営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)

作家
小野不由美
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-06-15
ISBN
9784041060476
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営繕かるかや怪異譚 (角川文庫) / 感想・レビュー

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nuit

小野不由美さんらしい怪異譚に満足。どのお話も怖いが、最後はかるかやさんの優しさで救われる気持ちになれる。

2018/12/05

眠る山猫屋

幻想的ですらある、上品な味わいの作品だった。ちょっと類を見ない程に。古い家屋、或いは過去に何かがあったかもしれない家に起きる怪異。それを受け流すように、修繕する大工を生業とする尾端くん。最初の二話なんて、いじった場所を元通りにしただけだし。怪異の原因も正体も解明しない、ただ在るがまま受け入れて共存の道を探る、淡々と。怖い場面もあるが、清々しく上品な印象が忘れ難い。そして表紙が漆原さんだと気づいて、尚更好きになった一冊。お薦めです。

2018/08/19

Aya Murakami

ツイッターで存在を知って書店で購入した本。 妖怪や霊のたぐいだって人間と同じように存在して気持ちとかもあるのですよね…。怖いからといってむやみに排除するのはよくないなぁなんて改めて考えました。そして、共存するしか他に方法がない場合だってありますし…。

2018/06/24

まりも

これは住居や場所を巡る恐怖の怪談集である。怖い。怖いが暑苦しい夏にひんやりとするのには丁度いい塩梅の怖さだ。この作品に出てくる怪談はそのどれもが、かつて人の営みがあり、そこで起きた何かが積み重なって怪異として現れている。その怪異を消すのではなく、こちらとあちらの境目を作り、ある意味共存に近い状態にする。だからどの怪談も怖くもあり、優しくもある。そんな感じを覚えるのだろう。まぁ、それでもいざ自分が当事者になるのは絶対に御免だが(苦笑)絆を大切にすること。帯に書いてある通りの物語でした。

2018/07/16

直人

人間はたとえ自分に害をなさないものであったとしても,自分と違うものは排他・排除しようとすることが多い。 ところがそれは唯一の道ではないということを,この短編集の幹をなす尾端は教えてくれる。 相手が異形のものであってもなくても,確かにそういう道はあるのだと再認識させられる。

2018/12/17

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