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梟の月

梟の月

梟の月

作家
小松エメル
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-04-27
ISBN
9784041061732
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梟の月 / 感想・レビュー

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ダミアン4号

記憶を失った私は目覚めると妖怪達の暮す世界に…ここに来る前に…なにか大切なものを…なにか悲しい出来事が…はっきりしない記憶…フラッシュバックする様に蘇る会話…「先生の嘘吐き!酷い人…」大切な愛しい誰かからそう言われた様な気が…人間を決して歓迎はしていない妖怪達…でも、何となく…知る様な知らぬ様な…微妙に親切で可愛らしい(笑)たどり着いたあばら家で妖怪達に字を教え…こっちでもあっちでも“先生”と呼ばれる私はいったい…何度も何度も溺れかけ…幾度も幾度も夢を見て…気が付くとまたここに…幻想的で切ない物語でした。

2019/06/30

たいぱぱ

ゴッドエメルの長編、初読みです。決戦シリーズでの短編読んだ時は、イメージより骨太の感じがしましたが、こちらは良くも悪くも女性らしいイメージ通りの作品でした。妖怪界(?)にやってきたひとりの男の話ですが、柔らく幻想的な世界観、そして物悲しさ漂う不思議な連作短編集でした。

2019/06/02

ちゃかちん(積読13)

ここは妖怪の世界。人間は自分ただ一人。しかし記憶がなく、なぜここにいるのかわからない。声が聞こえる。「先生、一緒に行きましょう」「忘れるなんて、ひどい先生」6編からなる連作短編集。先生は眠くて眠くて仕方がなく何度も何度も夢を見る。白昼夢まで見てうなされて妖怪に呆れられる。妖怪に言われる人間らしくない人間、というのは先生があの世の人だからかな?と思いながら読み進める。夢を見る度に記憶が甦ってきて。。。この作品は読解力が必要なのではなく、堅い堅い固定観念をぶち壊して読む事で“淡いの世界”が見えてくるのかも⁉☆

2019/05/08

ぽろん

なんとも幻想的で不思議な物語だった。同じ情景が何度もリフレインする。リフレインする毎におぼろげながら、主人公の背景が読めてくる。梟の正体が透けてくる。ラストは、ハッピーエンドなのか?それとも、まだ、醒めやらぬ夢の途中か?捉えどころのない物語でした。

2018/05/23

信兵衛

人間とは感覚の異なる妖怪たちがわんさと主人公の周りに出没して、とにかく賑わしい。そんな妖怪たちとの関わり、やり取りにはくすぐったいような可笑しさがあります。

2018/05/31

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