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95 (角川文庫)

95 (角川文庫)

95 (角川文庫)

作家
早見和真
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-02-24
ISBN
9784041062289
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95 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ケイ

カッコ良くしようとすることは、すべからくかっこ悪い。イケてるシブヤの若者には、嫉妬や悪い奴らの目が向く。彼らを助ける人も、彼らに伝説を作ったのも、地味で地に足のついた人達だ。リーダーになるのも、走るのがいちばん速いやつ。そこがいいね。しかし、作家さんに1ついいたいな。女の描き方がさ、男好みすぎるよね。女からしたら、ンンン? 漫画読んでもらわなくちゃ🔫( ˙-˙ )チャキッ

2023/12/09

TAKA

まさにドンピシャの世代ではあるけれどなんせ田舎育ちなもので渋谷という単語は知っていたけれどそれはNHKホールがある場所という認識だけである。渋谷を舞台にした青春小説だけど読む方は面白いが当時の渋谷の状況がまずわかりません。なのでQちゃんの青春白書として読みました。確かに東京というあこがれはありましたがこうやって読むと異文化のように感じるかな。高校生のやさぐれ感はものすごく好きですね。懐かしい単語がでてくるのでそれはそれで楽しかったです。 田舎の高校生もポケベルは持ってましたから。

2021/10/22

Yosshiy

1995年渋谷で自分を中心に世界が回っているかの如くの若かりし時代を駆け抜けてきた少年達が、20年の時を経て集まる話。闘争、援交、ストリート系雑誌やチーマーそしてポケベルにルーズソックスと当時の渋谷を上手く表現され、さらには95年に起こったオウムサリン事件や阪神淡路大震災も絡め、時代背景がリアルにフラッシュバックする。漫画のような感覚で一気読みでした♪

2019/08/29

ジンベエ親分

1995年の高校2年生の渋谷、そしてその20年後の2015年、37歳になった自分と仲間たちの話が交互に描かれ、最終章で1つに収束する。これは著者デビュー作の「ひゃくはち」と同じ構成、プロットなのだけど、95年の渋谷という狭い時空に話を閉じこめた分、普遍性は「ひゃくはち」に劣る、と思う。が、疾走感やこの年代の若者が抱きがちな全能感や喪失感は本作の方が遥かに大きい。すると本作が「ひゃくはち」の完成版、なのかなぁ。カッコいい大人になれているか?には、それを気にしてるうちはまだまだ、と思う(笑)

2020/03/22

Junichi Yamaguchi

『新しい世界』… 主人公、同い年かな⁈ 最近では、あまり行かなくなった渋谷… 十代の頃はよく行ってたなぁ。 激動だった95年、未来、希望、浅はかだからこそ輝いた思い。久しぶりにブルーハーツを聴きたくなった。。

2018/04/15

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