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町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (角川文庫)

町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (角川文庫)

町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (角川文庫)

作家
北尾トロ
下関マグロ
竜超
町中華探検隊
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-09-22
ISBN
9784041064498
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町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (角川文庫) / 感想・レビュー

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Shoji Kuwayama

本文から引用します。「町中華はグルメから最も遠い存在、食のウンチクなんて入り込む余地のない、働く力のチャージ場所という飯屋本来の姿。グルメ至上主義への反発。」とのことです。納得です。町中華は油をふんだんに使った濃い味付けの店なんですが、不健康と一言で切り捨ててはダメなようです。

2019/12/16

Kazuko Ohta

結局「町中華」とは何かわかりません。大衆食堂と何が違うのかしらんと思うのですが、要は中華を名乗っていないと駄目なのですね。中華を名乗っているけれど、カレーやオムライスやカツ丼がメニューにある。時にはナポリタンの幟まで。そして、美味しいのはNGらしい。かなり内輪受けの印象で、正直言ってイマイチでしたが、不味ければ不味いほど盛り上がるという話を読んだときにハタと気がつきました。これこそが町中華なのではないかと。こんなもんをわざわざ食べに来ている自分ってなんかええやん、そう思わせてくれる店こそが町中華なのかも。

2018/10/03

とし

徐々になくなりつつある昭和風情の町中華。最近はチェーン店におされていますが、ところどころに町中華は残っています。本作品は、北尾トロさんと下関マグロさんを中心に結成された町中華探検隊がいろいろなお店を紹介しています。行ってみたいなと思うお店は何軒かありましたが、閉店されていたのは残念。中華屋でカツ丼が出るのは町中華ならではの感じがしました。チェーン店とは違い、味にもバラつきヶがありますがそこが魅力。残念ながら私の住む町のレポートはありませんでしたが、近郊のお店には行けそうでした。ぜひとも今後も続いて欲しい。

2018/11/22

imagine

単行本刊行当時は、また面白いこと始めたなくらいに思っていた。だが平成が終わり、東京五輪への再開発が加速し、高齢化社会が到来する中で、ようやく「町中華」を絶滅危惧種として認識するに至った。ここ数年で名店は続々と閉店。街がモールとチェーン店に占拠され、味覚の探求はネットでランキング化されてしまった今、「料理はまったく評価できないのに、ここはいい店だと感心すること」は、一種の逸脱行為なのかもしれない。店構えや料理の写真が掲載されていないことからも、彼らが「人間の居場所」を求めて探訪したことがわかる。

2019/07/10

ようはん

「町中華」はいわばラーメン、餃子、炒飯あたりの中華料理を主軸としつつも焼きそばやカツ丼等のメニューも含めているような昭和時代から続く大衆向けの個人経営食堂みたいな感じだけど、本の中に登場する店が店主の高齢化で次々と閉店していく様は切ない。

2019/05/15

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