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砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子 (角川文庫)

砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子 (角川文庫)

砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子 (角川文庫)

作家
宮木あや子
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-01-24
ISBN
9784041066058
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砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子 (角川文庫) / 感想・レビュー

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enana

「わたくしたちがずっとその心を忘れなければ、女が役に就ける御世がきっと来る。この悔しさを、のちの世の女は味わわなくてすむようになる」

2020/06/11

ゆずきゃらめる*本とお花♪

ー所々、砂子の中より、青き草うち見えて、さびしげなるこそ、あはれなれー華やかで才気ある女たちが集まっても権力には勝てないかもしれない・・それでも女性たちは少しの楽しみを望んで戦った。どうしても伝えたいことがあって少納言の残した草子は後世に残したのだろう。少納言は思い切った性格ではあるが紫式部を悪にしすぎではないか?その点を見ると対なる物語を書いて欲しいです。

2019/02/13

ゆきくじ

この時代が好きなので(と言っても漫画源氏物語のあさきゆめみしや、御所内での噂話あれこれが好きなだけですが)興味津々で読了。彰子と反対に、後ろ楯をなくし落ちぶれる一方の定子。けれど女としては幸せだったのね。身内を犠牲に権力だのなんだのにしがみついていた道長が愚かに思えた。権力なんて死んだら終わりだけど才能は消えない。

2019/05/14

のんちゃん

大好き宮木あや子先生による平安絵巻。清少納言と中宮定子を中心にその時代の愛、政治的策略、女人の生き方等が描かれる。古典を勉強していた頃、清少納言と定子、紫式部と彰子の対だと断然後者の方が好きだった。清少納言は勝気な感じがして、紫式部の方が奥ゆかしい感じがしたからだ。が、今回、宮木先生の手によって、清少納言の行動力に感銘し、好みは逆転した。千年も前のお話、正解は分からないが、宮木先生が言うのであれば、その通りと、ファンとしては言わざるをえない。頑張ったよ、清少納言。

2020/05/05

自分の才能に自信を持ち、自分以外のイケてない人間は男も女も見下げる女清少納言、というイメージはいつどうやって自分の中に植え込まれたのだろうか? と思わざるを得ない読書だった。また反面、自分の才能を信じただひたすらに物語を紡ぐことが生きる証、と生きた紫式部のイメージをものの見事に打ち砕き、我儘姫中宮彰子共々嫌味で鼻持ちならない女社会のドロドロを書ききっていた。清少納言と紫式部が同時代を行き、共に作品を残していたという事だけが事実 。恐るべきは作家宮木あや子氏という事か。

2019/10/19

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