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火の鳥11 太陽編(中) (角川文庫)

火の鳥11 太陽編(中) (角川文庫)

火の鳥11 太陽編(中) (角川文庫)

作家
手塚治虫
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-11-22
ISBN
9784041066409
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火の鳥11 太陽編(中) (角川文庫) / 感想・レビュー

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キック

現実世界では、大海人皇子の吉野隠遁、天智天皇死去、緊迫する近江と吉野の情勢。一方、天上界では地元の神々とその神々を排除しようとする渡来仏族との対立。さらに、未来世界での地上の「光」一族と地下組織の「影」との権力争い。物語は3重構造で複雑に進んでいきます。それにしても、第3巻の八尾比丘尼伝説とも繋がるとは、手塚先生の巧みなストーリー展開には、今更ながら驚きました。果たして、現実世界と未来世界の話が、どのように繋がっていくのか次巻が楽しみです。

2018/12/22

ななつ

宗教を政治に利用してるんだ。

2019/05/26

ともかず

そこに繋がってくるのか!どこかであったそんな話に繋がってくるとは驚きました。また、ちょくちょく挟まる未来世界の物語も面白いので、過去編とどう繋がってくるのか気になります。単に生まれ変わりってことも火の鳥だとありえそう。

2020/01/08

活字スキー

人の業と日本の歴史を描き倒してきた超シリーズの集大成感マシマシの十一巻。仏の眷属に襲撃され瀕死の重症を負った犬上(ハリマ)の意識は、遠い21世紀の少年スグルのものへと入れ替わる。未来でもまた、社会は分断され、弾圧と抵抗が続いていた。永遠の命を司る火の鳥を信奉する"光"の一族と、暗く貧しい地下世界へと追いやられた"影"の一族。人が人を一方的に選別し、支配する負の連鎖に終わりはないのか。任務に失敗し、捕らわれたスグルは犬の面をつけられ、しかるべき"教育"を受け……物語はふたたび犬上の視点へと回帰する。

2019/06/25

上巻の続きで、犬上を主人公として過去と未来の話を夢というかたちで行き来しています。違法なことに走らなければ信仰自体は自由というのが今の日本の法であり、およそ大多数の人の考えかと思いますが、どちらの世界でも特定の宗教が幅を利かせており、それを信仰していない人々に対して圧力をかけたり洗脳しようとしたりしています。犬上はどちらでも抵抗側として描かれており、宗教戦争といった状況に置かれていますが、これは上巻の感想で書いた通り戦前の日本の体制側が国家神道を脅かすものに対して弾圧したことを風刺しているものでしょう。

2021/05/11

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