十字の記憶 (角川文庫)
十字の記憶 (角川文庫) / 感想・レビュー
とろこ
高校時代、陸上部に所属し、互いに相棒だと思っていた福良と芹沢。しかし、福良は新聞記者に、芹沢は刑事になり、距離を置かねばならなくなった。そして、2人には、共通した苦い思い出があった…。友情、青春、後悔…。私の好みが揃っているのに、いまひとつだった。まず、犯人の動機。それが20年も持続するという執念。福良と芹沢が、そこまで責任を感じることなのか?という疑問。堂場作品の中では異色なタイプなので、一読してみるのも良いかと思うが、あえてオススメはしない。
2018/12/24
優希
青春と警察というミステリー要素が絶妙です。同じ事件を追う福良と芹沢。高校時代の同級生という絆と警察と記者という相反する立場が2人の立場を結び付けていくように思えました。大人の青春ものとも言えるかもしれません。
2021/01/10
てつ
動機も流れもリアリティーに欠けるなぁ、などと感じながら終わってしまった。ちょっと残念です。
2018/11/18
kei302
夏のKinUn堂場作品7作発見! その1:さびれゆく地方シリーズ。利権に群がる実力者たちの醜さと高校時代を過ごした青春の日々の苦くてキラキラした思い出が対照的な作品。 責任を誰に取らせるか、押しつけるか。この部分をもっと深く描いてほしかった。物足りない。復讐は社会的制裁にしてほしかった。
2020/08/11
みかん
なかなか読み進めず時間がかかってしまいました。 自分の今の心境の問題なのか、あまり響いてこなかった。
2019/05/07
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