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夢に抱かれて見る闇は (角川ホラー文庫)

夢に抱かれて見る闇は (角川ホラー文庫)

夢に抱かれて見る闇は (角川ホラー文庫)

作家
岡部えつ
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-05-25
ISBN
9784041067741
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夢に抱かれて見る闇は (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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あも

岡部はつ……ダジャレでスタートしたけど、言いたい事はただ一言。こっわ…。秋めいて涼しくなってきた今日この頃、久々にガチの恐怖を感じました。こええ…。一番怖いのは人間、とか、不条理なものほど怖いとか言うやん。言ったことあるでしょ?認識改めた方がいいって。絶対、幽霊怖いって…。出自もハッキリしてて自分を恨んで呪って真っ直ぐ向ってくる幽霊マジ半端ないって…。あ、取り乱したけど、ドストレートな幽霊話のみならず、不条理系から切ない系まで幅広く。様々な感情を心にするりと垂らしてくれる。共通項は"女の情念"。こええ…。

2018/09/12

ピロ麻呂

「嘘を愛する女」がおもしろかったので本作を書店で見つけて即買い。恐ろしいと言うより気味が悪い…って感じ。やはり恋愛がらみの怨念ってこわいですね~

2018/06/10

らすかる

またやってしまった? 「枯骨の恋」を文庫化した際に改題したのね。でも何度読んでも面白かったのでじっくり再読しました。秋の夜長にぴったりな大人の女によるジメッとしたホラー短編集。8編それぞれが味わい深く、ただ怖いだけでないところがいい。哀愁漂ってるとゆうか。「縁切り厠」、私には1晩厠に籠る根性も勇気もないけど、ちょっといい(笑)

2018/10/28

JKD

独特の世界観だけど、悪くない。「縁切り厠」とか、「棘の道」はシュールな怪談話だけど、アブレバチの衝撃はただ事じゃなかった。平凡で無自覚な悪人・・なるほど、いいテーマです。

2018/06/03

生ける屍 reading_dead

女の嫉妬や情念をテーマにした怪談集。性描写あり、女性作家ならではの感性がよく表れている。『枯骨の恋』は10年も前に怪談文学賞を受賞したデビュー作ということで待望の文庫化だったが、正直あまり印象に残らず。この短編集の白眉は『アブレバチ』だ。親より早く死んだ若者たちの魂を飲み込む山奥の断崖…僻村の奇妙な風習。この設定だけでそそられるが、女たちの情念が絡み怖かった。それと、印象に残ったのは『メモリィ』。幽霊が現れると言う骨董喫茶だが、幽霊と言うより残留思念か。こんな雰囲気のいい喫茶店なら通ってみたい。

2018/07/02

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