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咳をしても一人と一匹

咳をしても一人と一匹

咳をしても一人と一匹

作家
群ようこ
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-07-27
ISBN
9784041070109
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咳をしても一人と一匹 / 感想・レビュー

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おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

82/100点 群さんと愛猫しーちゃんとの日常を描いた猫エッセイ。19歳になったしーちゃん、歳を取っても相変わらずの元気さと女王様ぶりで、群さんを振り回す様子が楽しく読めました。自分も17歳になる猫を飼っている身なので、しーちゃんの行動に思い当たるところが多々あって、老いるということへの寂しさと大変さを改めて感じました。後半のエピソードが繰り返し気味になったところは残念ですが、元気なしーちゃんの姿が読めて楽しかった一冊です。今現在は20歳の大台に乗ったしーちゃん、いつまでも元気で長生きしてくださいね。

2018/09/18

モルク

群さんと愛猫しいちゃんの19年に渡る日々の生活を描く。しいちゃんは拾った猫ではあるが、おひいさまと乳母との関係が如く群さんはしいちゃんにかしずき振り回される。人を見て判断しているのか、家ではやりたい放題気ままで大騒ぎするしいちゃんだが、病院では「こんないい子見たことがない」と言われるくらい豹変し[猫をかぶる]。音をあげながらも、それでもしいちゃんにぞっこんデレデレな群さんの様子が目に浮かぶ。猫が飼いたいと思っていたが、しいちゃんのような猫なら私には無理ということで躊躇している。

2019/07/31

ででんでん

うわあ 猫を飼ったことがないから、全くわからないけれど…こんなに大変なんですね。私はこんな授乳期のような睡眠は無理やなあ。19年間…無償の愛でしかない。でも、ひとりと1匹の関係性で、しいちゃんも群さんじゃない人と暮らしていたら、ネコ缶8分の1食べて次に行くっていう食生活にはなっていないかもしれないな…と思ったり。ともあれ、しいちゃんとの日常だけで1冊本を出せる群さんはすごい。小説と間違えて読んでしまいました。群さんは弟さんとの関係は良くなったのかなあ。

2018/12/03

じょんじょん

猫とのエッセイ好きで(わんことのも好きなんですが)手に取りましたが、あまりの女王様にゃんこのしいちゃんに圧倒されました。犬か猫と一緒に暮らしたいと思いながら、なかなか環境が許さないうちに、自分の年齢的にも考えてしまう 頃合いなのですが、本作でけっこうドン引きしました。女王気質の子を飼っている知人もいますが、ここまでの子はお初です。これほど人間につくしてもらえると、にゃんこも長生きできますね。著者としいちゃんは、本当に会話できている感じです。本作からしいちゃんの「わあああ」を引くとかなり頁が減りますね(笑)

2022/01/24

ぶんこ

群さんのエッセイや小説は、私には時々合わないのがあるのですが、猫のだからと安心していたら、やっぱり合いませんでした。私も半世紀以上猫を飼っていますが、ここまでの猫はいませんでした。猫も人と一緒で性格は色々。これから猫を家族にと思っている人は読まない方がいいかもしれません。ここまでの猫は珍しいのです。殆どの猫は手がかからず、癒しの存在です。

2022/03/19

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