KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

遺跡発掘師は笑わない 縄文のニケ (角川文庫)

遺跡発掘師は笑わない 縄文のニケ (角川文庫)

遺跡発掘師は笑わない 縄文のニケ (角川文庫)

作家
桑原水菜
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-01-24
ISBN
9784041072219
amazonで購入する Kindle版を購入する

遺跡発掘師は笑わない 縄文のニケ (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しゅてふぁん

今回の舞台は長野県の諏訪。縄文遺跡での発掘と縄文フェス、諏訪大社、新興宗教と色々絡んできてややこしいことに。「大体、呪いとか言い出すパターンは、向こうも説明すんのが面倒くさいことが絡んでるときなんすよ」という無量の言葉に「君、今までどんなヤバイとこで発掘してきたの」と返す現場の責任者。まったくその通り!いつも命がけですよね!!と心の中で突っ込んでしまった。いつの間にやらJKがレギュラーメンバーになってしまった。無量と忍の信頼関係が崩壊するのも近い⁈

2020/09/29

青蓮

西原無量のレリックファイルシリーズ第9段‼久し振りに読みました。今回は縄文土器と諏訪一族の末裔が絡むミステリーでした。割りと光を感じる終わりかただったのでは?何かと障害が多いが、萌絵ちゃんめげずに頑張るんだ(笑)

2019/02/11

よっち

長野県諏訪地方の御座遺跡で発掘を行うことになった若き天才発掘師・無量が、遺物捏造事件の関係者で初恋の相手だった理恵と再会する第九弾。今回は諏訪大社近辺の縄文文化事情に新興宗教や忍の旧友、三十年前の小学生連続失踪事件など複雑な要素が絡み合う展開でしたけど、過去の捏造事件は無量やその家族だけでなく様々な人たちの人生を歪めてしまっていたんですね…。新興宗教の後継者争いに巻き込まれてゆく無量でしたけど、頑張ろうとして毎度空回りする萌絵が相変わらずで微笑ましかったですが、そのライバル・忍の立ち位置は今後が心配です。

2019/02/19

mariann

長野県諏訪編。最近では珍しく一冊でまとまっていた。 縄文人の農耕は今や定説?私はびっくり仰天だった。長野が縄文時代の中心地っったんですねー。ほんと色々と勉強になる。けどこの本、読めば読むほど内藤了氏がチラつく…テーマが近いと言うか。諏訪大社の祀っている神様は怪しい。と言うのは私の思い込みで実際は昔からの土地神様だったんだ。宗教家に巻き込まれた少年たちの悲しい物語も絡めてとても楽しい読書だった。

2023/12/12

香翠

歴史の教科書の中だけで見聞きしていた縄文時代が、生き生きと目の前に浮かび上がってくるような感覚とともに読み進めていたようだ。泣いたり笑ったり、時に喧嘩もしたり、他人のことを羨んでみたりしたんだろうなぁって。

2019/11/23

感想・レビューをもっと見る