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女が死んでいる (角川文庫)

女が死んでいる (角川文庫)

女が死んでいる (角川文庫)

作家
貫井徳郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-08-24
ISBN
9784041072257
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ジャンル

女が死んでいる (角川文庫) / 感想・レビュー

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短編集。全ての話がどんでん返しのオチです。びっくりするほどのオチの話はなかったけれど、読みやすいしどんなオチで終わるのかと楽しく読めました。『レッツゴー』はコミカルな青春ストーリーだったので可愛くて和みました。その他は殺人等サスペンス系。読み手の思い込みをうまく利用した文章がうまいと思います。『二重露出』『憎悪』『殺人は難しい』が好きです。

2019/07/15

しんたろー

イヤミス風、叙述トリック、日常ミステリなど貫井さんの幅の広さを感じさせる8つの短編集。「どんでん返し」というよりも「ひと捻り」程度でサラッと読めるのは良かったが、半分の話が結末やトリックが見えてしまったのが残念。それでも表題作は、どこかコミカルで楽しめたし『憎悪』の展開も面白かった。一番の収穫は女子高生主役の『レッツゴー』…まるで奥様の加納朋子さんが乗り移ったかのように明るくテンポ好く「青春ミステリ」として伏線も効いていて、真相も笑いながら納得できたし、前向きで魅力的な彼女のその後を書いて欲しいと思った。

2021/03/25

machi☺︎︎゛

全部どんでん返しの8篇の短編集。予めどんでん返しありと分かっていても面白かった。特に、二日酔いで自宅で目覚めたら見知らぬ女が死んでいた、しかも密室になっている、でも殺した記憶は無い、やっぱり犯人は自分なのか。という表題作「女が死んでいる」が1番面白かった。

2021/06/07

うっちー

私はどんでん返し物好きです。

2019/07/20

とん大西

切り口が多くてどんでん返しの妙を楽しめました。帯の文句が煽りすぎ(とは言っても全て騙されましたが)な気はしますが、『憎悪』や『殺人は難しい』の仕掛けは巧み巧み。好みは『殺意のかたち』。終わってみればベタなトリックかと思いましたが、30頁ほどの超短編ながらドラマチックなテイストがなかなか印象的です。

2020/09/22

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